内容説明
安価・迅速・柔軟な民事紛争解決システムの構想を提言しつづけてきた著者が、司法制度改革の大きな柱として、従来の民事調停制度・裁判外紛争処理制度(ADR)を総合・再編して「和解仲裁所」の創設を提言する画期的構想。司法関係者必読の力作。
目次
第1章 裁判外紛争解決(ADR)の意義と現状
第2章 裁判外紛争解決(ADR)の必要性
第3章 裁判外紛争解決(ADR)の基本的理念と歴史的意義
第4章 わが国における紛争解決システムの問題点
第5章 試案
第6章 理念型ADRの全体構造
第7章 段階的改革案
著者等紹介
広田尚久[ヒロタタカヒサ]
1962年東京大学法学部卒業。1968年弁護士登録(第一東京弁護士会)。1993年九州大学非常勤講師。2001年大東文化大学環境創造学部学部長・教授
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