内容説明
著者は「公正」の観念を手掛かりとして、正義観念の中心的内容を具体的にかつ粘りづよく考察する。それは他を批判するだけにとどまらず、積極的に論を提出し、正義論をめぐる論争に貴重な寄与となる労作。
目次
第1部 法思考から正義へ(法的正当化と正義観念;ポストモダニズムと正義論 ほか)
第2部 正義としての公正の理念(公共的価値とその解釈;自立への均しいアクセス ほか)
第3部 正義と法秩序(正義はいかに受容されるか;アジア社会における普遍的法の形成 ほか)
著者等紹介
長谷川晃[ハセガワコウ]
1954年秋田市に生まれる。1982年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在北海道大学大学院法学研究科教授。主要著書に、権利・価値・共同体(弘文堂、1991年)、解釈と法思考(日本評論社、1996年)
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