内容説明
本書は一般市民を対象にした入門書ではなく、法律実務家やロースクール(大学院)の学生を対象にして執筆されたものである。例えばアメリカ進出企業の労務担当者やアメリカ労働法に関心のある法律実務家などを満足させてくれるような、アメリカ労働法上の争点を詳細に整理しこれを体系化した著書である。
目次
法による初期の規制と制定法の概観
NLRBの機構と手続
交渉代表の選出
組織化ピケッティング
被用者の団体行動と使用者の対応
二次的ボイコット、ホット・カーゴ協定、組合の縄張り争いおよびフェザー・ベッディング
交渉義務
組合活動と反トラスト法
労働協約の履行強制
州立法の連邦法による専占〔ほか〕