内容説明
都市住宅問題に関する多用性、利害の複雑性、公共の関与に関する模範等、従来、分析の視角や方法において統一的に処理することが困難であると理解されてきた現象にできるだけ明確で、具体的かつ体系性を具備した評価基準を設定し、そのような基準の有効性を検討実証しようとするものである。
目次
都市住宅問題への接近の視点とその評価規準
住宅市街地の実態と問題点
住宅市街地整備における住宅供給的視点の付加
権利調整費用の低減による共同建替え促進効果
借地借家法制の住宅供給抑制効果
結論及び今後の課題
著者等紹介
福井秀夫[フクイヒデオ]
法政大学社会学部教授(行政法)。1981年東京大学法学部卒。京都大学博士(工学)。建設省都市局、住宅局、大臣官房会計課等を経て、1996年より現職、2000年より政策研究大学院大学客員教授。2000より2001年までミネソタ大学及びセントオラフ大学各客員研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。