美しいナゾトキ

常春/無策師/矢野 了平【著】

小学館集英社プロダクション（2021/09発売）

• サイズ B5判／ページ数 112p／高さ 18X19cm
• 商品コード 9784796878579
• NDC分類 798
• Cコード C0076

出版社内容情報

「こんなナゾトキがあったのか！？」
よけいな情報が一切ないシンプルさ。類似問題が見あたらないオリジナル性。解けた瞬間、
「まさか！」「本当だ！」とその答えに驚愕する、唯一無二のナゾトキだけを集めました。
テレビ番組や国内外のナゾトキイベントで活躍めざましい日本屈指のナゾトキ作家3人が、
唸り、狂喜し、「奇蹟」と呼んだナゾトキを厳選、1冊の本にしました。
各問題には、ナゾトキ作家たちによる、魅力を徹底分析した解説付き。
「どうして、これが”奇蹟”なのか？」読んで納得、その面白さが倍増する仕組みです。
解説がヒントにもなっているので、ナゾトキ初心者から愛好者までお楽しみいただけます。

内容説明

日本屈指のナゾトキ作家が唸った奇跡の４６問。

目次

１　文字に頼らない「造形美のナゾトキ」
２　作問者の腕が光る「技術が美しいナゾトキ」
３　唯一無二の美しい発見「奇跡の一問」
４　選考委員が選んだ「もっとも美しいナゾトキ」

著者等紹介

常春［トコハル］
『謎王』大会委員長。１９９３年東京生まれ。本書籍の原型となった『謎王』の企画立案者。脱出ゲーム日本代表チームのリーダーを務めるほか、ナゾトキの賞レース『ＮＡＺＯ　ＯＦ　ＴＨＥ　ＹＥＡＲ　２０２０』ではＣＲＥＡＴＯＲ／ＮＡＺＯ／ＷＥＢの３つの部門にて三冠を達成している

無策師［ムサクシ］
『謎王』審査委員長。１９８９年神奈川県生まれ。学生時代にナゾトキ制作サークルを立ち上げ、現在も複数の団体に所属し、多種多様なジャンルを手掛ける謎制作者。ＳＣＲＡＰ主催『謎制作王決定戦』では第一回と第四回の計二回謎制作王に輝く

矢野了平［ヤノリョウヘイ］
構成作家。１９７７年埼玉県生まれ。『高校生クイズ』『オールスター感謝祭』『くりぃむクイズミラクル９』『超逆境クイズバトル！！９９人の壁』などの人気クイズ番組を手がけ、『佐藤健＆千鳥ノブよ！この謎を解いてみろ！』『今夜はナゾトレ』などナゾトキブームを支える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[drago ＠弘前城ソメイヨシノ満開中。]

まず、本の装幀が美しい。　◆その中身であるが、確かに美しいと感じさせる作品がある一方で、美しさを追求するあまり一般人が通常たどり着けないような論理で解答にこじつける作品も多い。　◆「謎解き」なんだから、読者がある程度悩んで正解に到達できる問題こそが、真に「美しいナゾトキ」なのではないか、と思うのだが…。　☆☆☆

2022/02/02

[drago ＠弘前城ソメイヨシノ満開中。]

15か月ぶりの再読。　◆本自体はフルカラーで美しいのだが、やはり問題の質は美しくない。　◆この手のナゾトキが好きでそれなりに問題数をこなしているが、しかも２周目でも解法を全く思いつかない問題が多数。　◆諦めて答を見たときに、「あ、そうか。やられた～」とスッキリ降参できれば○だが、そういう問題はほとんど無い。　◆「その前提条件をどうすれば思いつくんだ？」と腹が立つ作品ばっかり。そんなのは、到底美しいとは言えない…。　☆☆

2023/05/23

[きたさん]

優れたナゾは芸術なのだ、と主にビジュアル面から、解く側の思考の順路まで含めて「美しい」と唸らされる名作が掲載された１冊。読みながら「上手い」「すごい」「綺麗」ばかり言っていました。

2021/09/19

[おかこ]

○ ナゾトキは全くできなかったけど、芸術的というか、確かに美しい✨。

2021/12/03

[やす]

いわゆる一枚謎を集めた本。 ナゾトキでありながら、解いて楽しい、というよりも、日常に潜む法則性についての発見が楽しい、という本。 一枚の謎に対して、きちんと解説、コメントしてるのがすごい。

2021/12/16