内容説明
バットマンことブルース・ウェインが消えたゴッサムシティで、新たな守護者として自警活動を行うバットウーマン。戦いを始めてまだ間もない彼女が守る街に、危険な犯罪教団の魔の手が迫る。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』に心酔し、自らも“アリス”と名乗る謎の女に率いられた彼らは、ゴッサムシティを死で覆われた、歪んだワンダーランドに変えようとしていた。そしてこのアリスの存在は、バットウーマンの暗い過去に繋がる大きな鍵でもある…想像を超える強大な力を持った相手に対して孤軍奮闘するバットウーマンに、果たして勝機はあるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fap
1
過去の積み重ねで現在があるけど救いがない。 最後に振るわれた凶器で真実が明かされるが、そうなる前にどうにかできなかったのか。 で、それとは別に凹んだときの出会いが彼女の姿を決定したわけだ。 「あらあら大変、追いかけなくちゃ。追いつかなければ追い越せないわ」 2020/02/25
リチャード
0
評判は聞いていたけど、たしかにJ・H・ウィリアムズⅢのアートが凄かった。あと、バットウーマンといえばジェームズ・タイノンIV期のディテクティブコミックスでの印象が強かったので、父親との関係が割と良好そうなことに驚いた。2024/11/09