出版社内容情報
ピーター・J・トマシ他[ピーター ジェイ トマシホカ]
著・文・その他
パトリック・グリーソン他[パトリック グリーソンホカ]
イラスト
中沢 俊介[ナカザワ シュンスケ]
翻訳
内容説明
クリプトン星が残した最後の息子スーパーマン。彼には息子がいる。みずからの世界の壊滅から逃れ、一見似ているが奇妙なくらい異なる地球で、新たな生活を始めたスーパーマンは、惑星最強のヒーローという称号を取り戻した。その一方で、彼は妻ロイス・レーンとともに、能力が発現するようになった息子ジョナサンを支えている。平凡とはほど遠い家族には、落ち着く暇もないのだ。彼らを待ち受ける出来事を考えると、それも無理のないことだろう。恐竜島の発見、フランケンシュタインと彼の危険な花嫁との出会い…どれも鋼鉄の父子にとっては、日常の一コマにすぎない。しかし、別世界からの奇妙な訪問者たちに闇の騎士が捜査の目を向け、その息子ロビンとスーパーボーイのあいだに対抗心が芽生えようとしていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビッチュウ
1
非常に面白かった。再読。 スーパーマンの日常を描いたお祭りの話と謎の恐竜島での親子の絆を描く話と、スーパーマンの息子とバットマンの息子が出会い、チームを築くまでの物語。 割とざっくり集められたシチュエーションですが、どれも楽しくて気に入っています。特に恐竜島はニューフロンティア・リスペクトで素敵でした。 あと二人の小さなヒーローとそれを見守る父親という姿に、ヒーローの日常が垣間見えて素晴らしいです。かなり好きなシリーズ。2019/03/10
fap
1
基本スーパーマン一家の日常回。 表紙を見ると誤解するが、ロビンとの共演は一冊の中で半分もない。 徹底的な現実主義者のロビンと、強大な力を持つ未熟なスーパーボーイは実に対照的だ。 父親がたどった道を、父親の助けを借りながらも進んでいく次世代の彼らの未来は明るい、 といいな。 でもアメコミの世界だから、20年経っても成人することはないだろう。 その前に世界がリセットされるかも。 2018/03/11
光
0
息子達とそれを見守る、お父さんが見ててほっこりしました。ジャスティスリーグにいる時より、角のないバットマンが面白い。冒頭のバットマンのスーパーマンに対する態度とダミアンがジョナサンに対する態度が似てて可愛いかった。2018/03/25