出版社内容情報
『ポケモン GO』ゲームディレクターの野村達雄の半生。開発秘話も収録!
2016年7月、日本でも大ブームを巻き起こした話題のスマホアプリ『ポケモンGO』。
本書は、現在も『ポケモン GO』のゲームディレクターとして活躍する野村達雄氏が『ポケモン GO』開発に至るまでの半生に迫る自伝本です。中国黒龍江省に生まれ、9歳の時に豊かさを求め日本に移住し、長野で苦学し、Google Japanに入社。その後『ポケモン GO』開発のきっかけとなったGoogleのエイプリルフール企画『ポケモンチャレンジ』を手がけるなどのエピソードから野村氏の思考や人格を紐解いていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
26
両親は子を生むたび罰金、彼が生まれる頃は素寒貧。信号機を初めて見て興奮…ど田舎とは中国黒龍江省。満州開拓民三世、貧困や社会構造厳しさは日本で想像つかぬほど。長野に移住ゲームに夢見出し豪雪の中新聞配りハックまがいのプログラム独学。反日叫ぶ者はリアル日本人に会ったことなく反韓反中の人も同じ、日本は機会平等で気概あれば大学に…重い。現代中国では機会ないと(一人っ子政策で産んでもらえたこと自体が幸運)。任天堂故岩田氏との対面、ポケ社石原氏が重度ingressAG!幸運重なりポケGO生まれる。中国実情、IT立志の書2017/08/07
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
25
同年代の人がこういう事をやり遂げているなんて・・ショックを受けると共に勇気を貰いました。頑張ろう。2018/01/09
はじめさん
25
ポケモンGOの生みの親、ゲームクリエイター・野村達雄氏の生い立ちから、開発秘話。/ ど田舎てどこだよと思ったら、中国の田舎だった。日本人の祖母の親戚の伝手で来日し、東京での小学校生活でTVゲームに出会う。中学から長野で新聞配達に精を出し、バイト代を貯めてパソコン購入→独学プログラミング→大学・大学院→Google。「好き」を突き詰めた人間が一番強い。/ テレホタイムやダイアルアップ接続とか懐かしい。シェンムーだけは中古待たずに定価購入とか色々微笑ましいエピソード。/ ポケモンGO? 私はすぐに消したけど…2017/10/06
コダマ@ようやっとる!
13
ポケモンgoの開発者さんの人生。ゲームが好きでプログラミングを始めて、自分でゲームを作り、Googleで働く、ゲームの好きな人のサクセスストーリーという感じ。
奈良 楓
11
【〇】著者のプログラム好き、ゲーム好き、志がわかる本。だからポケモンGOのような面白く、絶え間なくアップデートを行っていくゲームを作れるのだな、と思いました。ナイアンテック社に入ってポケモンGOを作る過程はかなりあっさりとしています。2019/11/17