内容説明
真実の投げ縄を携え、神々より力を賜ったアマゾン族のダイアナ姫。彼女は史上最高のスーパーヒーローの一人であり、人々にはワンダーウーマンとして知られている。しかし、その“ワンダーウーマン”とはいったい何者なのか？それは彼女自身にすらよくわからなかった。過ごした覚えのない人生が意識の片隅に浮かび上がり、しかしそれは真実だと心の声が告げる―。さらに不可解な出来事がダイアナを襲う。アマゾン族の故郷である神秘の島、セミッシラに帰れなくなってしまったのだ！島に帰る方法を知る者はただ一人。凶暴な半獣の女性、チーターだ。ダイアナはこの宿敵とのありえない連帯によって、自らの秘密を探り、再び故郷の地を踏むことができるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
19
リバース編のワンダーウーマン邦訳本。NEW52の話が全てではないにしろ、虚偽が紛れ込んでいた。そして、ダイアナの中でNEW52以前の世界の設定が混在しはじめ、真実と嘘を見極めようとする。いや、NEW52の設定を無しにするのではなく、その設定に疑念をもたせるという作り方が好きだが、この終わり方だと尻切れトンボ過ぎる。リスト見るにこのあとの展開は邦訳されてない！お～～い、まてぇぃ！ジャスティス・リーグでも絶対触れないだろうからダイアナがここからどういう動向辿るか凄い気になるのだがぁ〜？？2023/12/24
サケ太
6
これで終わりかよーーー！NEW52以前の設定を加えつつ新たに始まったワンダーウーマンの物語。彼女に存在する複数の出生話、島を出た理由。敵や味方との関係。それぞれが混ざりあいダイアナを苦しめる。突如セミッシラに帰れなくなった彼女が頼ったのは宿敵チーター。彼女のアイデンティティを探す冒険。そして、トレバーとの関係。とんでもない所で終わってくれるなよ。真実は何処。ワンダーウーマンとは何者だ。2017/08/28
えんじ
2
世間のいまはこんなですが、映画が12月に上映される。ということで、読んでみました。ＮＥＷ52世界のリバース以降のはじまり。脚本はグレッグルッカ。並行して2冊ずつ出ていて、奇数号はこの本に、偶数号はイヤーワンとして出ました。スーパーマンと付き合っている世界。物語は盛り上がらず、画も好みでなく、ちょっとしょんぼり。2020/11/25
fap
0
日常生活を送るうちに疑問を感じた主人公はその原因を探りに旅立つ。 自分探しですね。禅ですね。 女神の祝福のおかげか気のせいで終わることはなく、ほんとに誰かの策略がめぐらされていましたとさ。 ところでもしもこの本を「獣っ娘が登場する本」と評価する人がいたら、その人はホンモノである。2017/10/15
蕃茄（バンカ）
0
現代性を取り入れて彼女のキャラクターを再び語ろうとしているのはわかる。思いっきり続きが気になるヒキで終わってるけど続きも邦訳してくれるんでしょうか2017/08/25
