内容説明
ゴッサムシティに2人のヒーローが現れた。スーパーマンと同様の能力を持った覆面の2人組だ。彼らはお互いを「ゴッサム」、そして「ゴッサムガール」と呼び合う。かつてバットマンに助けられ、彼から多くを学ぶ2人のメタヒューマンだ。しかし、もし彼らが悪に染まったらどうなるのか?そしてその責任がダークナイトに押しつけられるとしたら…。今、ヒーローの心を歪ませ、悪へと引き込む邪悪な力が解放された。バットマンと仲間たちには、決断の時が刻一刻と迫っていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
15
リバース期のバットマン。小プロさんはバットマン主軸にリバース編展開してくようだ。アイ・アム・ゴッサム。ゴッサム・シティの守護者として君臨するバットマンを評するには正にこれほど正しい言葉はないわなぁと思っていたら、新ヒーロー、ゴッサムにゴッサム・ガールの登場?!もしかしてダブル・ミーニングって…こと??と思いつつ読み進めていく。派手なアクションもありながら、どこか影のあるストーリーラインがバットマンの魅力を端的にあらわしていて引き込まれる。2024/05/12
リチャード
2
面白かった!謎が謎を呼ぶミステリー展開で読者を惹きつけるスコット・スナイダーのバットマンに対して、トム・キングは単なるファンサービスに留まらないエンタメ要素が魅力って感じなのかな。2020/09/27
ことり
2
そっか、これがアイ・アム・スーサイドに繋がるのか…今頃わかった… ていうかデュークには割と素直に「よくやった」とか言うのね。もっとみんなにも言ってあげて。ジェイソンとか2017/11/07
サテヒデオ@ダイナミックひとり
2
新体制でのバットマン譚。前任チームが素晴らしく、彼らの仕事に惹かれてアメコミ趣味に目覚めたこともあり、新チームに馴染めるか心配したが、これは杞憂だった。作風も画風も異なる才能の受け皿となり得る、バットマンというキャラクターの奥深さよ!2017/09/23
蕃茄(バンカ)
2
読んでいてかなり引き込まれた。ゴッサムを守ろうとする超人ヒーローの出現に自分がただの人間でしか無い事を改めて自覚せざるを得ないバットマン。家族の死から狂気じみたヒーロー活動に身を投じるゴッサムガールを通じて己自信の狂気と向き合うブルース。時間稼ぎをするためにバットマンのコスプレをしてバットモービルアタックするアルフレッド(これがアメコミのシリアスな笑いか)。他にもマイナーだけどしっかりキチガイってるヴィランも登場して盛りだくさんでございます。とりあえずバットマン、その黒人ババアを殴れ!2017/09/14