ＳｈｏＰｒｏ ｂｏｏｋｓ ゴーストライダー：破滅への道

エニス，ガース【作】〈Ｅｎｎｉｓ，Ｇａｒｔｈ〉/クレイン，クレイトン【画】〈Ｃｒａｉｎ，Ｃｌａｙｔｏｎ〉/中沢 俊介【訳】

小学館集英社プロダクション（2017/03発売）

• サイズ B5判／ページ数 144p／高さ 26cm
• 商品コード 9784796876551
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

ガース・エニス［ガース エニス］
●ガース・エニス［作］……パニッシャーやジャッジ・ドレッドなどを主人公とするアメコミを中心に活躍するライター。

クレイトン・クレイン［クレイトン クレイン］
●クレイトン・クレイン［画］……スパイダーマン、パニッシャー、ウルヴァリンなどを主役とするアメコミを中心に活躍するイラストレーター。

中沢 俊介［ナカザワ シュンスケ］

内容説明

末期ガンを患った恩人の命を救うため、悪魔に魂を売ったジョニー・ブレイズ。彼を待ち受けていたのは想像を絶する苦痛に満ちた日々だった。ゴーストライダーとなり、地獄のハイウェイで永遠に悪魔から追いかけられる毎日。二年の月日が経った頃、彼の前に天使マラキが現れ、取引を提示する。マラキに協力し、悪魔カザンを捕らえることができれば、地獄から解放し、自由を約束すると。しかし、地獄と天国の双方から優秀な追跡者が現れる。はたしてゴーストライダーは誰よりも早く悪魔カザンを捕らえ、自由を手にすることができるのか？

著者等紹介

エニス，ガース［エニス，ガース］ ［Ｅｎｎｉｓ，Ｇａｒｔｈ］
アイルランド出身。ＤＣコミックスでは『ヒットマン』を手がけ、ＤＣ傘下のヴァーティゴ・レーベルで『プリーチャー』『ヘルブレイザー』というテレビドラマや映画を生み出したシリーズに関わった。マーベル・コミックスでは９年間にわたって『パニッシャー』の諸作を担当したことで知られる

クレイン，クレイトン［クレイン，クレイトン］ ［Ｃｒａｉｎ，Ｃｌａｙｔｏｎ］
イメージ・コミックスで『キッス・サイコ・サーカス』を担当。以降はマーベル・コミックスの『Ｘ‐フォース』『カーネイジ』、バリアント・エンターテインメントの『レイ』といった作品を手がける

中沢俊介［ナカザワシュンスケ］
翻訳家／ライター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サテヒデオ@ダイナミックひとり]

彼の日常を表して「地獄のような」は不適当だ。真に地獄の責め苦が続き、そこに希望の火が点される。人智を超える力を有する者を「超人」と呼ぶが、強大な力（呪われたソレ）を持つ本作主人公に相応しい称号は「人外」だ。地獄の光景がよく似合う男に訪れる、この結末。宿業だよね！

2017/03/09

[杉浦印字]

よくまあ全ページこれもんというアート。GRのビジュアル的カッコ良さを存分に発揮した作品ながら、頭から火がチョロチョロ出てるのだけは慣れなかった。100％間抜けな話はブラックにユーモラスだが１巻かける話じゃない気も。

2017/07/06

[Myrmidon]

バカっぽくてけっこー面白かった。ヒットマンといい、ガース・エニスの作風はこーゆーＢ級映画のノリなのね。あと、アメリカにおけるテキサスの扱いって、やっぱりこーゆー感じなのか。

2017/06/21

[fap]

随分オカルトよりな話。 絵柄がＣＧっぽくて人形めいている。 みんなどんぐり眼にへの字口な感じ。 振り回されて元の木阿弥に戻らされる地獄の光景は 洋の東西を問わないらしい。

2017/04/13

[flatscan]

悪魔カザンをめぐって、天国地獄の追跡者達がバトルに。これ1冊で完結な上に、ゴーストライダーについて劇中で詳しい説明があるので、初めての人にもお薦め。こういう人間界を舞台に天使や悪魔が闘争を続けてるってネタは大好き。この1冊はゴーストライダーものとしても良い出来（良い解釈 ）だし、天使vs悪魔ものとしても良い。かなりこてこての塗りな絵柄は好き嫌いが分かれそう。「消し炭になりかけの体から細い炎が細かくなびいている」っていう感じの炎表現かっこいい。あと、どうでもいいけど、秘書の眼鏡さんが何気にお気に入り。

2021/07/06