内容説明
バットマンとジョーカー。マントをまとった闘士と道化王子。闇の騎士と青ざめた男。何年ものあいだ二人の対立構造こそ、ゴッサムの守護者にとっての犯罪との戦いを象徴していた。ヴィランが新たな深みに到達すると、彼を止めるために、ヒーローはさらなる高みを目指す。まさに好敵手の見本といえた。しかし、もう終わりだ。身の毛のよだつ心理戦も、倒錯した悪ふざけもここまで。常軌を逸した殺人者は悪を芸術の域にまで高め、名作を生み出した―バットマンと、彼が守ってきたすべてを完膚なきまでに破壊するために。ジャスティス・リーグが敵にまわり、ゴッサムの市民がにたにた笑って正気を失う。しかし、それはまだ始まりに過ぎない。恐るべきオチが待ち構えているのだ。バットマンは、奴がただの人間だと思っている…イカれているとはいえ、死ねば終わりだと。しかし、もしジョーカーの悪が永遠のものだとしたら?闇の騎士は終わらないジョークを止めることができるのか?
著者等紹介
スナイダー,スコット[スナイダー,スコット] [Snyder,Scott]
DCとマーベルの双方でライターの仕事をしている。サラ・ローレンス大学とコロンビア大学で脚本を教えている
カプロ,グレッグ[カプロ,グレッグ] [Capullo,Greg]
アーティストとして『クェーサー』『X‐フォース』(以上マーベル)などを手がけた。メタル系バンドのCDジャケットも手がけている
中沢俊介[ナカザワシュンスケ]
翻訳者、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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