内容説明
リングで、路上で、キャンプ場で、予想もつかない狂った行動を見せる“取り扱い要注意人物”飯伏幸太。その狂気の片鱗は、幼少期からすでにあった!「まさかここまでとは…」と思わずにはいられない驚愕のエピソードが満載。飯伏幸太の隠された狂気の闇に迫る自伝『最狂編』!
目次
第1章 幼少期 1982‐1988
第2章 小~中学時代 1989‐1997
第3章 高校時代 1998‐2000
第4章 社会人~キックボクシング時代 2001‐2003
第5章 DDT入門以後 2004‐2015
第6章 現在 2015
著者等紹介
飯伏幸太[イブシコウタ]
1982年5月21日、鹿児島県姶良市生まれ。2004年7月1日、DDT、東京・後楽園ホール大会におけるKUDO戦でデビュー。主なタイトル歴はKO‐D無差別級、KO‐Dタッグ、KO‐D6人タッグ、IWGPジュニアヘビー級、IWGPジュニアタッグ、インディペンデント・ワールド・世界ジュニアヘビー級、アイアンマンヘビーメタル級、UWA世界タッグ。現在は業界初のDDT、新日本プロレス2団体所属レスラーとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
33
「夢が人の形をしている」と評される予測不能、不可能ゼロのマッドファイター。幼少時から只者ではない。竹やぶに放火、万引き団のボス・・・社会の最底辺が垣間見える壮絶なバイト体験も含めて殆どフィクション感覚。まさに住む世界が違う。なのに結婚観と恋愛の冷め方が一緒で急に親近感。どんなリングで相手が誰でも力を発揮して楽しめるという自信も、或いは自分の読書流儀と重なるか。彼のプロレスは人から教わったものじゃない。ベースは子供時代のごっこ遊び。表現とは何か、も含めて脳が初期化&ブランニュー。眠っていた細胞が目覚めそう。2016/06/27
Y2K☮
29
「最強編」が棚橋弘至に代表される現代プロレスの健やかなアプローチなら、この「最狂編」はアントニオ猪木流のいかがわしい香り。以前はこちらこそ飯伏の本質と思っていたが、今はそうでもない。昨年フリーになって色々経験し、いい意味で大人になったんだろう。吉川晃司やボブ・ディランなど、歳をとればとるほどカッコよくなる男がいる。最近の飯伏のプロレスにも同じ色気を感じている。丸くなったのでも劣化したのでもない。ただ成熟した。球速と変化球のキレだけでなくコントロールや心理戦で三振を奪える様になった。負けたくない。頑張ろう。2017/08/04
0607xxx
9
2年ぶりのG1参戦決定!というプロレスファンとしては、嬉しいニュースを知り、手に取ったが本でも魅了してくれた!幼い頃からの「最狂」エピソードの数々に一気読。G1でもプロレスファンを狂わして欲しい!2017/06/22
澤唯
2
でこっちが最狂編ね ていうか書いてる人違うんだ こちらはお馴染みの井上さん だからほぼKAMINOGEを読んでる感覚(笑) いろいろヤバいなぁと面白く読みながらも たまに「あ、それはわかる」となることのほうが本当の意味でヤバいなと汗をかいたりもした2016/08/10
haku
2
積読本だったんだけど、ちょっと軽くめくってみたら、本当にタイトルに恥じない最狂エピソードばかりで、全部読むつもりじゃなかったのに一気に読んでしまった。もちろん狂い度数は高いんですが、なんか全部そんなに納得できないことばかりじゃなくて、言っていることや本の中で説明している感覚は、あぁなんとなく、、わかるな、、と。結局人間みんな狂ってる部分はあるんじゃないかと思った。その狂気を実行するかしないかは別で。感覚的に理解できるけど、やっちゃいけないことを飯伏が体現してくれるから魅せられるんですかね。なんてな。2016/01/17