内容説明
国の行く末を憂うSHIELD隊員マイケルが、魔術の力を借りてアメリカ歴代大統領を蘇らせた。ところが、悪しき力によって蘇った大統領たちが全員ゾンビ化。しかも、世界を滅ぼすために悪の軍団を結成し、アメリカ全土に侵略を始めた。この一大事に手を焼いたSHIELDは、事態の収拾を我らがデップーに発注。かくして、“再生可能で更正不可能な男”VS.不死(アンデッド)軍団の果てなきバトルの幕が上がった!
著者等紹介
ダガン,ジェリー[ダガン,ジェリー] [Duggan,Gerry]
『デッドプール』シリーズでライターを担当している人気ライター
ポゼーン,ブライアン[ポゼーン,ブライアン] [Posehn,Brian]
俳優、コメディアン、ライター。経験を生かしたコメディ演出に定評がある
ムーア,トニー[ムーア,トニー] [Moore,Tony]
初期『ウォーキング・デッド』のペンシラーなどを務めた他、『ヴェノム』なども担当
高木亮[タカギアキラ]
翻訳家。1967年生まれ。三重県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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吉田あや
56
タイトルそのままにリンカーン、ワシントン、ケネディ、カーター、アイゼンハワーなどなど、錚々たる歴代大統領がゾンビとして蘇る、ウォーキングデッド ザ プレジデント!「俺ちゃんが世界を救う!」と張り切るデップーに「本物のヒーローを大統領と闘わせたら社会問題になるでしょ。今はあなたのようなクズが必要なの」と。ヒ ド イ ♡マリリンモンローやケネディの死の本質に触れてみたり、いろいろと今回も素敵にブラックに笑わせてくれる俺ちゃん最高。2018/06/27
kei-zu
18
俺ちゃん(デッドプールの一人称)の今回の相手は、冥界から甦った歴代のアメリカ大統領。ゾンビ化したケネディにリンカーン、その他の有象無象もまとめてかかってこい! 政治的なパロディを堂々と行えるアメコミ文化の懐の深さに感心。だって、存命中のクリントンまで出て来るんですよ。 何らかの理由により正義に照らされない場面で、内面の苦悩を軽口で覆い隠しながら活躍するデップーは、確かに今日的なヒーローだ。2021/07/06
G
12
いやまさか、デップーコミックで、こんなに勉強出来るとは思わなかった。内容は黒魔術で生き返った歴代アメリカ大統領をブチ殺して行くっていう、ものすごく単純な内容。しかし、ウォーターゲートでニクソンと闘ったり、ISSでレーガン殺したり、当時の世相を知らないと何が何だか全然わからん!今回は解説が本当に役立った。相変わらずの軽口デップーが痛快!アートワークも痺れた。次巻もこのテンションを続けて欲しい。…ただ読んだ後、かなり疲労困憊。2015/11/03
キョートマン
9
アメリカの歴代大統領たちが悪のゾンビになって復活。とても面白かった。アメリカの大統領ネタがそこかしこにあるけど日本人には分からない... 霊体化したベンジャミンフランクリンは一体なんだったんだ?2020/06/27
kasukade
6
歴代の大統領ゾンビVSデッドプール。この設定の段階で最高なのに脚本がもっと最高だからもうたまんない!完全に今までのデッドプールの感覚が変わった!日本人がデッドプール読むならこれから読むべし!!!この酷さとヒドサとひどさがデッドプールですよ★でも最後熱血に終わったのが意外だった2015/12/05