内容説明
始まりはあの瞬間だった―グウェン・ステイシーとメリー・ジェーン、美女2人の間で揺れ動くピーターパーカー、『スパイダーマン』の名エピソードを人気コンビが鮮やかに描く―
著者等紹介
ローブ,ジェフ[ローブ,ジェフ] [Loeb,Jeph]
脚本家/プロデューサー、コミック・ライター。アイズナー賞受賞作家でもある。ロサンゼルス在住
セイル,ティム[セイル,ティム] [Sale,Tim]
コミック・アーティスト。南カリフォルニアに住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
ビギンズ本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すけきよ
12
『スーパーマン・フォー・オールシーズン』同様、ヒーローの人生の一コマに焦点を当てた抒情的な作品。しかし、それ以上に、グウェンとMJのイラストとカラーリングが素晴らしすぎる。特にグウェンはグッと来るよなぁ。だからこそ、作中では直接描かれない悲劇に、同じく語られないけどピーターの慟哭に胸が詰まる。ラストのMJもいいなぁ。ボンド・ガールのようなカバーアートはポスターとか欲しいなぁ。2014/11/21
gonzui
5
切ない愛の物語、まさにブルー。 始まりから締め方まで総てが秀逸。2018/05/13
tt23836148
4
グウェンステイシー、そのピーターとの関係は映画『アメイジング・スパイダーマン』で詳しく描かれた。その悲恋、スパイダーマンには不幸がつきまとうという意味が今回ティム・セイルとジェフ・ローブの筆致で詳しく描かれる。内容としてはそんなところそのノスタルジーを愉しめるかどうかが本書の評価を分けるだろう。2023/08/25
Y
4
ピーターがグウェンやMJとの 思い出を振り返ります。 ステイシーの悲劇と一緒に読むと、 さらに感動にひたることができます。 後にあんな悲劇が待っていると思うと もう・・・。
ara_shinya
4
スパイダーマンの原体験が「光文社のマーベル・コミックス」であった身としては、涙無くしては読めない切ない一編。もちろんMJも好きだけど、ピーターの彼女はグウェン・ステイシーって気持ちがどこかにあるんだよね。 できれば『デアデビル:イエロー』『ハルク:グレー』も出してくれないかなぁ……無理だろうなぁ。2014/08/10