内容説明
1970年代初頭、二つのエピソードが、コミックにおける死の概念を大きく変えた。この波乱万丈のドラマのなかで、スパイダーマンは友人を、恋人を、そして宿敵を失うことになる。これほどまでに読者に衝撃を与えたストーリーは当時としては史上初のことであり、その後においても数えるほどしかない…。
著者等紹介
リー,スタン[リー,スタン] [Lee,Stan]
コミック・ライター、原作者。さまざまなキャラクターの原作を手掛け、コミック業界に変革をもたらした
コンウェイ,ジェリー[コンウェイ,ジェリー] [Conway,Gerry]
コミック・ライター。わずか16歳でプロデビュー
ケイン,ギル[ケイン,ギル] [Kane,Gil]
コミック・アーティスト。1940年代から1990年代まで幅広く活躍したアーティスト。2000年永眠
ロミータ,シニア,ジョン[ロミータ,シニア,ジョン] [Romita,Sr.,John]
往年の名アーティストの一人
高木亮[タカギアキラ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ara_shinya
2
スパイダーマン史上、いやアメコミ史上に残る問題作が35年ぶりに大判・新訳で登場。 子供の頃ギル・ケインの絵はジョン・ロミータ・シニアより硬質で筋張った感じが好きだったなぁ。今改めて読むとかなり唐突だよね、話題作りの為に殺されてしまった感が強いよなぁ……2014/11/24
fap
2
まさかの原作翻訳。 1970年台に出版された、日本人が考えるアメコミらしいアメコミ。 効果線に乏しく説明過多でキャラクターが台本通りに演じる体裁。 掲載されたエピソードはジョージ警部のアレとグエンのアレ。 これがのちのちまであとを引くわけであるからしてピーターの不幸体質は 昔も今も全く変わらない。 なんとかしてやれよ。2014/11/09
RIQUA
1
もちろん、知っていたエピソードだけどこうしてちゃんと読むのは初めて。復讐に燃えるピーターの顔がやばいよね、それでもギリギリのところで踏みとどまるスパイダーマン、結果として死んでしまうグリーン・ゴブリン・・・なんだか凄く後味が悪い。2016/04/04
F4ふぁんとむ
1
グエンが死んだ後のピーターの表情が壮絶。昔モノクロの光文社版で読んだな~とおもいつつ、しみじみ読みました。名作といわれてますが、やはりグエンの死は唐突感が否めない。それにしても、皆さんも光文社版を読んでるのね。さすがです。2015/06/11
Y
1
アメスパ2でも描かれた悲劇の原作です。 ゴブリンとの決戦も救いようのない 展開でした。 読み終えた後にはなんだかモヤモヤした 気持ちが残りました。