出版社内容情報
ある日、トーマス・ウェインが目を覚ますとそこはかつてフラッシュが消滅させたはずの並行世界だった。
受け入れがたい現実を前に、トーマスは愛する息子ブルース・ウェインが存在する世界を取り戻すため、
あらゆる強硬手段に出る。手始めに彼は、フラッシュことバリー・アレンを誘拐して利用しようとするが……?
ヒーロー同士の対立、異星人の侵略、謎の連続殺人事件─“存在してはならない世界” で様々な問題が起こるなか、息子を救うため奔走するトーマスを待ち受ける驚愕の事実とは?
10年越しに描かれる『フラッシュポイント』待望の続編!
内容説明
ある日、トーマス・ウェインが目を覚ますと、そこはかつてフラッシュが消滅させたはずの並行世界だった。受け入れがたい現実を前に、トーマスは愛する息子ブルース・ウェインが存在する世界を取り戻すため、あらゆる強硬手段に出る。手始めに彼は、フラッシュことバリー・アレンを誘拐して利用しようとするが…?ヒーロー同士の対立、異星人の侵略、謎の連続殺人事件―“存在してはならない世界”で様々な問題が起こるなか、息子を救うため奔走するトーマスを待ち受ける驚愕の事実とは?10年越しに描かれる『フラッシュポイント』待望の続編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビッチュウ
1
非常に面白かった。 『フラッシュ・ポイント』から続く、トーマスバットマンの世界のその先。世界が消滅していないことを危惧し、正史的世界にいる息子への思いから形振り構わず現状を調査しだす物語。色々と変質した世界ではあるが役者はそろいつつ、正史的世界のバットマンからの調査も重なりながら家族のテーマに落ち着くのが見事。人の可能性を信じたいバットマンはやはりヒーローだと感じる。個人的にジョーカーの場面がとんでもなく格好良くて、この世界の物語もますます読んでみたくなる。また読み直したい。2025/05/04
fap
1
ジョーカーの目力がすごい。 そしてあのキャラクターが誕生する。 本来の人物は存在しないが、その役割を別人が演じる。 世界の外側から操られている気配を感じます。 並行世界に行って帰る話は多いが、残された並行世界は続いていく。 アメコミでは珍しくない話であり、日本では珍しい話。 フラッシュポイントの話なのにクライシスまで遡るとは予想外。 これはDCコミックスの歴史の重みであり厚さである。 家族に繋がる流れはバットマンのお約束か。 2024/04/18
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- 和書
- 源頼朝 岩波新書