内容説明
ブラス・オリヴァ・ドミンゴスは新聞の死亡記事執筆を生業としていた。市井の人々がどのように生まれ育ち、どのような思いを抱いて暮らし、そして死んでいったのかを書き記す日々…。だが、ブラスが死について書いていない時でも、人は毎日死んでゆくのだ。死は誰にとっても、ブラスにとっても平等に、突然に訪れる。高名な小説家である父への思慕と劣等の入り混じった想いを抱えて入ったバーで、学生時代の最後に親友と訪れた海辺で、真実の愛に気付いた街角で、ブラスは様々な死を迎える。人生のあらゆる局面を舞台に描かれる主人公の生と死を通して、人生で最も大切な“何か”をあぶり出す感動の名作がここに!
著者等紹介
ムーン,ファビオ[ムーン,ファビオ] [Moon,F´abio]
1976年、ブラジルのサンパウロ生まれ。一卵性双生児のコミックアーティスト。ブラジルでマンガ家として創作活動を始めたのは1993年で、自費出版からのスタートだった。1999年にアメリカでデビューを果たし、その後もアメリカとブラジルで作品を発表し続けている
バー,ガブリエル[バー,ガブリエル] [B´a,Gabriel]
1976年、ブラジルのサンパウロ生まれ。一卵性双生児のコミックアーティスト。ブラジルでマンガ家として創作活動を始めたのは1993年で、自費出版からのスタートだった。1999年にアメリカでデビューを果たし、その後もアメリカとブラジルで作品を発表し続けている
椎名ゆかり[シイナユカリ]
海外のマンガ家の日本デビューを支援するコーディネーターとして働く傍ら、翻訳者やライターとして北米のマンガ事情などについて記事を執筆している。平成22年度からは3年間、マンガの研究補佐員として文化庁に勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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