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バイオレント・ケース

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  • サイズ B5判/ページ数 51p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784796871754
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

巨人のような父、薄暗い仕立屋の工房、禿頭の魔術師、暴力的なケースに潜ませたマシンガン…少年の記憶の中で、一人の老齢の接骨師がかつての自分の雇い主について語りはじめた。断片的な記憶を繋ぎ合わせた先に見えてきた“暗黒街の帝王”アル・カポネの狂気と暴力の連鎖とは…?

著者等紹介

ゲイマン,ニール[ゲイマン,ニール] [Gaiman,Neil]
1960年、イギリス・ハンプシャー生まれ。ジャーナリストとしての活動を経て、1987年に『バイオレント・ケース』を発表。同作はイーグル賞、メコン賞を受賞し、翌年、DCコミックスのリミテッド・シリーズ『ブラック・オーキッド』でデイブ・マッキーンと共にアメリカ進出を果たす。1989年には、同社より『サンドマン』を立ち上げ、7年にわたる刊行の間に世界幻想文学大賞、アイズナー賞など数多くの賞を獲得した。やがて小説家として本格的に活動を始め、評価と人気を確立。映画化された作品も成功を収めた

マッキーン,デイブ[マッキーン,デイブ] [McKean,Dave]
1963年、イギリス・バークシャー生まれのアーティスト。『バイオレント・ケース』が実質的なデビュー作にあたる。以降もニール・ゲイマンとの関係は続き、『サンドマン』ではカバー・アーティストを務めた。コミック本編まで担当した作品としては、キッチン・シンク・プレスより刊行されたハーベイ賞受賞作『ケイジズ』などが知られている。イラストレーターとして本の装丁、CDジャケット、映画のコンセプト・アートといった分野でも活躍している

中沢俊介[ナカザワシュンスケ]
翻訳家。1974年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

29
僕にはこの一冊を読み終えた気がしない?まるで煙にまかれたようなそんな不確かな読後感。確かにどこかしら違う場所に連れて行かれて戻って来た感覚はあるのだが、それが何を意味するのか?いま思い出そうとしている、まるで子供の頃の不確かな記憶のように!ああ、そうだこの一冊もそんな物語だった。2013/12/04

garth

3
ゲイマンは本当に空に飛ぶ「何か」を見たのだろうか。そしてこれはジーン・ウルフだね。2013/12/05

龍國竣/リュウゴク

0
絵の凄まじさや語りの秀逸さは言うまでもない。ここで目に付いたのは視線誘導の巧みさである。コマや絵自体は勿論、吹き出しの配置の上手さが目を引く。39頁の花が一面に描かれた中で色付けによってそれがなされているのには鳥肌が立った。2013/12/15

ykoji

0
これは凄い。2013/12/03

リチャード

0
何かよく分からないけど全ページに引き込まれて、そして圧倒された。2013/12/03

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