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スーパーマン・フォー・オールシーズン

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  • サイズ B5判/ページ数 207p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784796871525
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

スーパーマンの初期エピソードを柔らかな筆致で綴る珠玉の名作―。アメリカの田舎町スモールビルで、ジョナサンとマーサ夫妻に育てられたクラーク・ケント/スーパーマン。両親への想い、幼馴染みラナ・ラングに抱く淡い恋心、悪を許せない正義感、燃え続ける使命感…。春夏秋冬の四季を通して、超常的な力を持った一人の青年が大いなるヒーローへと成長していく姿を描いた名作を初邦訳。春になって高校を卒業したクラークは、自らの使命を全うすべく故郷スモールビルを後にし、メタロポリスで新米新聞記者とスーパーヒーローを両立した生活を始めた。記者としてもヒーローとしても自信を持ちはじめた夏、スーパーマンは宿敵レックス・ルーサーと出会うのだが…。正義の在り方に悩み、自らの行いに不安を抱き、郷愁に駆られながらも成長していく、クラーク・ケント/スーパーマンの真の姿がここにある!

著者等紹介

ローブ,ジェフ[ローブ,ジェフ] [Loeb,Jeph]
1958年生まれ。映画脚本家として80年代に『ティーン・ウルフ』『コマンドー』といったヒット作の共同脚本を手がけ、テレビドラマ『ザ・フラッシュ』との関わりをきっかけに90年代からコミック業界入りする。近年ではテレビドラマのプロデューサー/脚本家として、『ヤング・スーパーマン』『LOST』『HEROES』といった人気作に関わっている

セイル,ティム[セイル,ティム] [Sale,Tim]
1956年生まれ。ダークホース・コミックスの『グレンデル』、イメージ・コミックスの『デスブロウ』といったシリーズで作画を担当。90年代に入るとジェフ・ローブとの共作によって一躍名を高めた

中沢俊介[ナカザワシュンスケ]
翻訳家。1974年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

garth

9
「あなたは他の誰にも不可能なことができるかもしれない……でも理想の自分になることは、誰にとっても難しいの」 やっぱスーパーマンはこれだよなあ、という永遠のオールアメリカン・ボーイ2013/06/26

杉浦印字

1
父親と幼馴染みの控え目で暖かな視点が美しい物語。T.セールの画も伸び伸びと牧歌的な「アメリカの田舎町」を描いてムード満点。持ち味の一種グロテスクなデフォルメと筆遣いがスーパーマンに似合うかはちょっと疑問が残ったなあ。2018/01/18

すけきよ

1
近年訳されたアメコミの中ではベストの一冊。こうあって欲しいというヒーロー(=アメリカ)の理想像が四季にわたって描かれている。スマートでリーダー然としたクラークではなく、朴訥で、力強く、平和と隣人を愛するクラークがここにはいる。スモールビルで一生を過ごしたのかもしれないなぁという平凡な側面と、しかしパワーがあるからこそ、自分ができる最大限の努力を払うという非凡な、二つの面が備わっており、彼はそのバランスを崩さない。ともすれば野暮ったいティム・セールの描くスーパーマンは、その人間性を説得力あるものにしている。2013/06/04

AO ( × ×)ノ⌒○

1
アメコミを読んでいて目頭が熱くなったのは初めてかもしれない。ティム・セイルのほのぼのとした絵と相まって、アメリカ的な良き親子のお話しがとても面白かったし、感動的だった2013/10/02

takahide shioda

1
最初はティム・セイルのタッチがスーパーマンには微妙だなぁ…と感じていたものの、物語を読み進めるにつれて、彼独特のタッチが物語にとても合っていて引き込まれてしまったw ヒーローとして生きる事を決意した彼を牧歌的とでも言うのか、カントリー調と言うのか、素朴に描いている為、より本質を読み解く事が出来る。 幼馴染ラナ・ラングとの触合いもしっかりと描かれている為、とても温かい1冊に仕上がっている。 [空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!…いや、スーパーマンだ!] の掛合いを初めて目にした1冊でもあったなwww2013/07/01

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