ShoPro books<br> 闇の国々〈3〉

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闇の国々〈3〉

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  • サイズ B5判/ページ数 311p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784796871464
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

François Schuiten and Benoît Peeters : Les cités obscures
“L'Ombre d'Un Homme”, “La Frontière Invisible”T1 & T2, “L'Echo des Cités”
© 2009 Casterman, Bruxelles (L'Ombre d'Un Homme)
© 2002, 2004 Casterman, Bruxelles (La Frontière Invisible T1 & T2)
© 2010 Casterman, Bruxelles (L'Echo des Cités)
All rights reserved.

第16回文化庁メディア芸術祭大賞受賞!! 待望のシリーズ第3弾!

知る人ぞ知るカラー作品の傑作『見えない国境』をついに完全収録! 〈闇の国々〉の核心に迫る、シリーズ円熟期の第3巻!

〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。

突如自分の影に色がついてしまった男の奇妙な運命を描く『ある男の影』、領土拡大政策により形を歪められ、失われゆく祖国の姿を描いた『見えない国境』、〈闇の国々〉で起こるさまざまな事件を報じる新聞『エコー・デ・シテ』など、シリーズ円熟期のカラー作品3篇を収録した第3巻。日本語版特典として、巻末に著者ペータース&スクイテンのインタビューも収録。

【著者プロフィール(140字前後)】
●ブノワ・ペータース…1956年、フランス・パリ生まれ。1980年代から幼なじみのフランソワ・スクイテンとともに〈闇の国々〉シリーズを手掛け、以後、BDの原作者として活躍。同シリーズは10の言語に訳され、数々の賞を受賞した。BD以外にもエッセイ、評伝、映画、テレビ、ラジオドラマの制作など多岐にわたる活動を展開している。

●フランソワ・スクイテン…1956年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。1970年代からBD作家として活動をスタートし、〈闇の国々〉シリーズで一躍人気BD作家の仲間入りを果たす。今やヨーロッパの至るところでスクイテンのイラストを見ることができるほどの、まさにBD界を代表するアーティストの一人。

内容説明

影に色がついた男、身体に祖国の地図を持つ女、都市の奇妙な事件を報じる新聞…“闇の国々”の核心に迫る、シリーズ円熟期の第3巻。知る人ぞ知るカラー作品の傑作『見えない国境』をついに完全収録。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。

著者等紹介

ペータース,ブノワ[ペータース,ブノワ] [Peeters,Beno^it]
1956年、フランス・パリ生まれ。2冊の小説を出版した後、1980年代から幼なじみのフランソワ・スクイテンとともに“闇の国々”シリーズを手掛け、以後、BDの原作者として活躍。同シリーズは10の言語に訳され、数々の賞を受賞した。また、BD以外にもエッセイ、評伝、映画、テレビ、ラジオドラマの制作など多岐にわたる活動を展開している。『タンタンの冒険』で知られるベルギーのBD作家エルジェの研究家としても有名で、これまでに3冊の研究書を出し、いずれも高い評価を受けている。2010年には、フランスの哲学者ジャック・デリダの初の伝記を刊行し、話題となった

スクイテン,フランソワ[スクイテン,フランソワ] [Schuiten,Francois]
1956年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。1970年代から『ピロット』や『メタル・ユルラン』などの雑誌でBDを発表し、1982年、雑誌『ア・シュイーブル』に掲載された“闇の国々”シリーズ第1作『サマリスの壁』で一躍人気BD作家の仲間入りを果たす。現在では、切手やポスターなど、ヨーロッパに至るところでスクイテンのイラストを見ることができ、まさにBD界を代表するアーティストの一人である。また、スクイテンはパリやブリュッセルの地下鉄の駅のデザイン、オペラやダンス舞台芸術も手掛けており、2005年の愛知万博のベルギー館をはじめてする数々の国際博覧会のパビリオンデザインなどにも携わっている

関澄かおる[セキズミカオル]
1966年生まれ。愛知県立芸術大学美術学部卒業。広報職を経て、日仏・仏日双方向の翻訳家として活躍

古永真一[フルナガシンイチ]
1967年生まれ。早稲田大学他非常勤講師。現代思想の研究の他、BDに関する著作や翻訳も手掛ける

原正人[ハラマサト]
1974年生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。BDの専門誌『EUROMANGA』(飛鳥新社)で翻訳および執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

11
バンドデシネの大作第3巻。今回はふたつの物語が収録されているけれど、どちらも物語的には、主人公に感情移入しにくくて後味が苦めの作品なのだけど、ストーリーそのものの構成や展開、絵の表現が見惚れるほど美しいので、なんだかこう、モヤモヤと困ってしまう面白さだった。2015/12/23

izuru youichi

3
フルカラーで3作掲載。影に色が付いてしまった男の苦悩を描いた『ある男の影』 国立地理院で地図製作をする事になった若い学者が事件に巻き込まれる『見えない国境』 闇の国々各地で起こる事件を報じた新聞風の『エコー・デ・シテ』 どれも細密な絵と深く濃い内容の素晴らしい作品。 しかし、1巻を読んだ時はこんなに続けて邦訳されるとは思ってなかったな~。2013/03/31

蘇芳

1
第3巻、今回は中編二本、短編一本。不思議な現象だったり不思議な現象をつくりだす主人公たちを追っていくと人生を急ピッチで進んでいくようでエネルギー使うね。影男が好きだ。2014/10/20

レベッカ・D

0
中編「見えない国境」で、このシリーズでは初めて?犬のカリンが出てきた。カリンが残酷な目に遭わないか、最後までぞくぞくしながら読んでいった。どれも先が読めないストーリーだから。しかし、本書は隅から隅まで読んでいくと、目が疲れて疲れて・・・2015/04/26

きぬえもん

0
物語なのか歴史(現実)なのか、徘徊してるようだ。話のセンス、発想に驚く。面白いが読むの疲れる!(笑)2014/08/14

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