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バットマン:笑う男

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  • サイズ B5判/ページ数 143p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784796871280
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

Copyright (C) 2012 DC COMICS. All Rights Reserved.

「バットマン:イヤーワン」の設定を引き継ぎ、
実力派作家のエド・ブルベイカーが描くバットマンとジョーカーの初遭遇秘話!!

 ゴッサムシティの廃工場で白く変色した怪死体が大量に発見された。ゴードン市警本部長は現場に急行し、捜査を開始するのだが……。本作は、フランク・ミラーの名作「バットマン:イヤーワン」の設定を引き継ぎ、アラン・ムーアの名作「バットマン:キリングジョーク」の影響を強く受けて創作された、バットマンとジョーカーの初遭遇エピソードを描いた作品です。
 表題作「笑う男」のほか、バットマンと初代グリーンランタンのアラン・スコットとのエピソードを描いた「ウッドキラー」の二篇を収録。双方ともアイズナー&ハービー賞の受賞作家であるエド・ブルベイカーが脚本を手掛けています。

●エド・ブルベイカー[作]…コミック・ライター。代表作は『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』(小社刊)など多数。●ダグ・マーンキ[画]…コミック・アーティスト。代表作は『スーパーマン:マン・オブ・スティール』など多数。●パトリック・ジーカー[画]…100冊以上のコミックを手掛けたベテランのコミック・アーティスト。

内容説明

自警団員としての活動を開始した当初から、バットマンはまざまざと人間の暗黒面を見せつけられてきた。だがしかし、いままで見てきた犯罪とは比較にならない、前代未聞の悪が彼の前に現れた。闇のなかの嘲笑…不敵な笑みを浮かべた白い顔…あらゆる常識が通用しない圧倒的な狂気…。そう、それがジョーカーだったのだ!謎の男ジョーカーとの初遭遇は、ゴッサムシティの守護者であるバットマンにとって究極の試練となるものだった。しかし、彼らの対決は、狂気と混沌の力に対する長く苦しい戦いの幕開けにすぎず、数年後、狂気と混沌は別の形でも現れることになった。善悪双方の過去のあやまちが現代に蘇り、歴史の闇に埋もれていた事件の真相がいまここで明らかにされる。アイズナー賞/ハーベイ賞の受賞作家である実力派エド・ブルベイカーがライターを務めた衝撃的な事件「笑う男」「ウッドキラー」の二篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

23
ジョーカーとバットマンの初顔合わせ。ジョーカーの誕生譚はキリング・ジョークという傑作もあるし、映画でも語られるわけだが、バットマンというヒーロー側でらないキャラが何度も語り直されるというのも実に面白いしキャラとしてジョーカーがそれだけ魅力的なのだろう。ライターの数だけジョーカーへの解釈や表現というのは色々とあるのだと思う表題作「笑う男」。そして、初代グリーン・ランタンと共同でゴッサムの事件を解決するウッドキラーも面白い。全体的に推理物の雰囲気が強い。アクションもあるが推理物の色が強い。2022/08/01

けいしゅう

10
個人的ジョーカー三部作の冒頭を飾る本作は1940年刊行『バットマン』のリメイクにして、犯罪界の道化王子ことジョーカーとバットマンの邂逅が描かれる。前代未聞の異常犯罪者の登場に打ち拉がれるゴードン警部の姿はさながら『ノーカントリー』でシガーと対峙したエド保安官だ。彼らの常識の枠から完全に逸脱した悪…良識ある市民が考え得る極限の悪の更にその先を、怖気のする哄笑と共に跳梁跋扈する絶対悪がジョーカーである。だからこそ、同様に「異常」な存在でなければ彼の宿敵とはなりえないのだ――因縁の対決はここから始まった。2018/10/14

ほしけも

7
翻訳されてるものだけでも結構語られてるバットマンとジョーカーの初顔合わせ。同じ話を別の解釈で何度も描けるのがアメコミの特徴の一つか。 地味で淡々としているがこれはこれで良い。2015/05/13

砂糖と塩

4
表題作の『笑う男』、端々のセリフは『キリングジョーク』を連想してニヤリとなるんですが、ジョーカーの性格とか、彼が誕生した原因に気付きかけるバットマンとか、あちこちで元エピソードと噛み合わないような…? むしろ、同時収録の『ウッドキラー』の方が楽しめました。軸になる初代グリーンランタンとバットマンの対比も良いですし、別々のルートから捜査しつつ、同じ正解に辿り着くバットマンとゴードンも面白かったです。2012/10/02

Kazunori Yuki

2
表紙の絵がなんか古いからすごい昔の作品かと思ってたらわりと最近の作品で驚いた。読んでみるとなるほど絵柄は古臭くなくてとても読みやすい。なんかティム・バートン版のジョーカーっぽいとこがあって関係性が良くわからない。それより同時収録の作品でグリーン・ランタンを読みたくなってしまったよ。2023/09/26

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