内容説明
バットマンを倒した男…、ベインとは何者なのか！？カリブ海のとある共和国。クーデターに加担した父親の罪を背負い、生まれた瞬間から終身刑を言い渡された赤子がいた。地獄のような刑務所のなかで成長し、“ベイン（破滅）”と呼ばれるようになった少年は、なぜ最強の男となったのか？なぜバットマンと戦おうとするのか？ベインのオリジンを描く『ＶＥＮＧＥＡＮＣＥ ＯＦ ＢＡＮＥ』のほか、ベインとラーズ・アル・グールの邂逅を描く『ＢＡＮＥ ＯＦ ＴＨＥ ＤＥＭＯＮ ＰＡＲＴ１‐４』を収録。
著者等紹介
ディクソン，チャック［ディクソン，チャック］［Ｄｉｘｏｎ，Ｃｈｕｃｋ］
ライター。１９５４年生まれ。ペンシルベニア州出身。今日のコミック業界で最も多作な作家の一人として知られている。これまでにバットマン、スーパーマン、グリーンランタン、アイアンマン、パニッシャーなど多数の作品を手掛けた
ノーラン，グラハム［ノーラン，グラハム］［Ｎｏｌａｎ，Ｇｒａｈａｍ］
アーティスト。１９６２年生まれ。ニューヨーク州とフロリダ州の間で育つ。名門ジョー・キューバート・スクール・オブ・カートゥーン・アンド・グラフィック・アートで学ぶ。チャック・ディクソン、ダグ・マンチとともにベインの創造者として知られ、たびたび彼とコンビを組んで、ＤＣやマーベルの多くのタイトルを手掛けてきた
高木亮［タカギアキラ］
１９６７年生まれ。三重県出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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神太郎
8
『ダークナイト：ライジング』公開に先駆けて「ベイン」とは何者かを知るための一冊といいますか、「ベイン」ってこういうキャラだと知るにはわかりやすい一冊かと。ただ、続きが気になるストーリーもあるので、ストーリーがきになる作品に関しては続きが収録されてないので生殺しな部分があるのも否めない。ベインがどれほど切れ者でマッチョな奴かがわかる。ベインを知るための本。2012/07/15
garth
7
「お前には品格がない」とベインをdisるラーズ・アル・グールがもっともすぎる。そうなんだよ、ベインって強いかもしれないが（つうか、強いことになってるんだが）、成り上がりの卑しさがにじみ出てるっつーか。2012/08/12
ほしけも
5
努力するヴィラン大好き。脳筋っぽい見た目とは裏腹に文武両道。刑務所で生まれて薬物で強くなる…はてどこかで… ラーズ・アル・グールとタメ張る頭脳とパワーを見せつけたのはいいけど、愛しのタリアはどうかと思いますよ。2015/05/10
kasukade
2
ベインとは何者なのかがよくわかる映画前必読な一冊。ベインの凄さを4話でわからせてくれます。これってなかなか出来ないことじゃないかな。キャラクターの積み重ねがある凄さをみせるって大変で他の漫画でもそうそう上手くいかない。総集してますがこれは上手いです。あと他の敵キャラもいい具合に紹介していて映画見る予定の方は読まれた方がいいかとおもいますv2012/07/16
とろっこ
1
ベインがバットマンを倒すためのキャラとして作られた(クロスオーバーで)というのが実にアメコミですよね。バットマンの背骨へし折って再起不能にする話は収録されていませんが作中で品格がないと言われたり読者からもこんなプロレスラーがバットマン倒すのかとか色々言われたりしたそうですが泥臭くて割と好きなキャラかもしれませんね、ベイン。2012/08/19
