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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kasukade
1
ミニョーラ初期の絵が楽しめる唯一の翻訳本。最初からむちゃくちゃ上手いし、ヘルボーイ前にはほとんど今の形の絵柄に進化してたんだなあ。収録内容は中世のバットマンの渋さ光る「ゴッサム・バイ・ガスライト」、ほとんどヘルボーイなバットマン「SANCTUM」、スターマン、バットマン、ヘルボーイのクロスオーバー作品と全て新鮮な面白さがあった。話自体は神だの悪魔だのといつも通りわけわからないがミニョーラの脚本色が薄い「ゴッサム・バイ・ガスライト」は非常に面白く初期ミニョーラのゴシック絵が中世の世界観と絶妙にマッチした名作2014/04/20
fap
0
短篇集で、巻頭二作はバットマンもの。 強すぎるライトを当てられて陰影が極端になったかのような絵柄は全ページ共通。 ある意味影絵巻だ。 タイトル作ではバットマンとヘルボーイが事件に巻き込まれ、 現場に行く時にスターマンと合流し、 解決した頃にバットマンが迎えに来る。 さすがに邪神相手にバットマンは無理だったか。 キャラクターを知っていること前提のストーリーである。 でもまぁそのおかげでこのページ数に収まっているわけだから何事も一長一短。2014/11/11
flatscan
0
ミニョーラが描く短編集。バットマンの「ゴッサム・バイ・ガスライト」、「聖域」、クロスオーバーの「バットマン/ヘルボーイ/スターマン」の3本。1本目は19世紀が舞台。ジャック・ザ・リッパーとの対決。2本目は、死の淵の先を垣間見るホラー(バットマンである意味はほとんどないが) 3本目はスターマン?何それ?な感じだが、詳細な解説があるので問題なし。ただ、バットマンは主に前半にしか登場しない。前半はバットマン&ヘルボーイ。後半はヘルボーイ&スターマン。ナチと邪神の復活ネタはとってもミニョーラ節炸裂。集光器が素敵。2020/06/19