久米民十郎 モダニズムの岐路に立つ「霊媒派」

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久米民十郎 モダニズムの岐路に立つ「霊媒派」

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784796703956
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C1071

内容説明

本書は関東大震災に遭遇して三〇歳で亡くなった洋画家久米民十郎の最初の研究書である。第一次世界大戦中ほぼロンドンを拠点にして、詩人エズラ・パウンド、W.B.イェイツらと交流して、前衛的なヴォーティシズム(渦巻派)に接する一方で、オカルトにも関心を深めた結果、帰国後自ら「霊媒派」を名乗り、その構想を英訳した小冊子とともにニューヨークやパリで作品を披露した。一九一〇~一九二〇年代の欧米芸術界の時代背景を克明に描きながら、日本のモダニズムの先駆者久米民十郎の全貌を明らかにした労作である。

目次

第1章 英国留学と黒田清輝
第2章 戦時下ロンドンでの画家修業
第3章 帰国そして官展出品
第4章 「霊媒派 The Mediumism」宣言と帝国ホテル個展
第5章 レーテルズムと渡米
第6章 ニューヨークにおける作品展示とヨーロッパ再訪
第7章 パリでの個展、最後の帰国

著者等紹介

五十殿利治[オムカトシハル]
昭和26年東京都生まれ。同50年早稲田大学第一文学部卒業。北海道立近代美術館学芸員を経て、同60年筑波大学芸術学系講師。平成7年『大正期新興美術運動の研究』により毎日出版文化賞奨励賞。同21年筑波大学大学院人間総合科学研究科長。同29年筑波大学を定年退職後、同大学特命教授・名誉教授。同30年『非常時のモダニズム1930年代帝国日本の美術』により芸術選奨文部科学大臣賞。同年独立行政法人国立美術館理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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