目次
1 詩と思想(山猫の死―石川道雄詩集『半仙戯』によせて;リルケとウェーバー―マリアンネとエピグラムをめぐって ほか)
2 小説(継ぎだらけの履歴書;長靴の話―あるいは「カントと形而上学の問題」)
3 旅の空から(ヴェニスのゲットーにて;旅の曾良・筑紫の白魚 ほか)
4 作家論(井伏鱒二論―黒・水中世界・自然のナルシシズム;「彷徨える人」・石上玄一郎の肖像 ほか)
5 さまざまの意匠(『匙』の頃―ユートピアはあったのか;自画像について―エゴン・シーレ覚え書 ほか)
著者等紹介
徳永恂[トクナガマコト]
1929年、浦和市生まれ。1951年、東京大学文学部哲学科卒業。北海道大学、大阪大学、大阪国際大学教授を経て、大阪大学名誉教授。専門は、ドイツ現代思想・社会思想史・ユダヤ思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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