内容説明
戦後の美術・文芸評論に大きな足跡を残した針生一郎。彼は2010年84歳で亡くなるまで、つねに前衛と大衆と社会について問い続けていた。本書は針生宅に残された書籍、展覧会カタログ、執筆文献、エフェメラの類いを年表形式にまとめたものである。リベラルな評論活動の隣にあった「知の集積」を一覧することで、戦後の出版文化の在り方がみえてくる。
目次
1915年‐1969年
60年代書評紙から
1970年‐1979年
『針生一郎評論』見出し・初出一覧
1980年‐1989年
雑誌一覧
1990年‐1999年
2000年‐2012年
洋書リスト
著者等紹介
三上豊[ミカミユタカ]
1951年生まれ。近現代美術史。編集者。和光大学表現学部芸術学科教授
上野俊哉[ウエノトシヤ]
1962年生まれ。社会思想史、文化研究、メディア論。和光大学表現学部総合文化学科教授
沢山遼[サワヤマリョウ]
1982年生まれ。美術批評。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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