内容説明
著者は痕跡を求めて歩く自分の行動をパラムナード(漂歩)と名づけている。…パラムナードの果て、いま脳裏に去来するイメージを拾い集めた一冊の本。
目次
1(ロマーン・ヤーコブソン;エミール・バンヴェニスト;ジョルジュ・デュメジル;ジャン=ピエール・ヴェルナン ほか)
2(ストラボンとディオドロス;ポリュビオス;モムゼン;トロイの伝説 ほか)
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
3
宗教学者の論考集。「東大の学士会館の狭い一室で…まだ東北大から移ってきたばかりの堀一郎は、静かに自分とエリアーデの出会いを語り、最後に断固とした口調で、世界が意味の連鎖を失いつつあるいまこそエリアーデを広くわが国に紹介する必要があると説き、集まった若い人びとに著作集の訳者として参加することを訴えた。…全十三巻の邦訳は次世代の学究たちが背負うこととなった。初巻(73年)は、『神話と現実』、続いて『悪魔と両性具有』、ついで『鍛冶師と錬金術師』…3巻に分けられそれぞれ改題された『宗教史概論』がこれに続いた。」2025/11/14




