内容説明
キリスト教初期の異端運動グノーシス主義。『ナグ・ハマディ文書』研究の最新の成果をふまえつつ、この複雑多様な精神運動の全貌を簡潔にして明快に紹介する。
目次
第1章 文献資料
第2章 著者たちとテクスト
第3章 教えの伝達およびそこに作用した諸々の影響
第4章 言葉、イメージ、そして象徴―思考の諸々のかたち
第5章 グノーシス主義者と社会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Qyou
1
一番最初の入門書がわりに読んだ。これで掴んでから他のグノーシス主義の本を読んだので、他の本も入りやすかったです。2013/01/04
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
0
**キリスト教宗教論**宗教ネタ・SF読解の為読了。キリスト教初期の一大勢力思想"グノーシス主義"を私の知る中では、一番分かりやすく著した傑作入門書。この複雑多様な精神運動の全貌を簡潔にして、明快に解説されてます(紹介文、他より)――映画『ダ・ヴィンチ・コード』の様に3~4世紀頃、土中に隠匿され歴史の闇に葬られていた"ナグ・ハマディ文書"にも多くページが割かれ、その内容を踏まえつつ、とにかく様々なSF、映画、ミステリー作品の元ネタとして登場するグノーシス主義を簡潔明瞭に描き切る著者の筆腕に驚愕。良書です!2012/06/20
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