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内容説明
『火の精神分析』に始まる四元素(火、水、空気、大地)を基盤とする物質的想像力の探究は、最後にまた、死と再生の瞬間を集約する《火》のイマージュに向かった。
目次
緒言 生きられる書物
序文 物書きの日々の仕事を手短に振り返って
第1章 フェニックス、言語活動の現象
第2章 プロメテウス
第3章 エンペドクレス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
10
火・水・土・空(気)の古代四元素の中で、死と再生の瞬間を表すのは火であると著者はいう。自らの火で燃え盛り、灰となって再生するフェニックスという形象に火の奔放な物質的想像力を見ることから始まる本書は、人間のために神々の火を盗んだプロメテウスの神話から光であり意識である火のイメージを取り出すロマン派の詩人ノヴァーリスやシュレーゲルに見る一方、四元素説を統合したエンペドクレスが火山の噴火口に身を投じた逸話から火は「無化の詩学の最も大きなイマージュである」と記す。著者にとって火は想像力そのものを示唆するようだ。2024/11/08
Yoshi
0
バシュラールの4元素シリーズ火。 フェニックス、プロメテウス、エンペドクレスと火にまつわる象徴や戯曲に扱われる神、人物が織りなすイマージュについて書いてある。 観念的な物言いが続くが、それらの象徴が持つ印象を解きほぐしている感があり読んでいて芸術の織りなすイマージュと結びつけると面白く読めるのではないかと推測。 水や空間の詩学も読んでみたい。2021/12/13
Cat
0
しばらく火で死にたくなります。2018/03/08
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