内容説明
フランスで早くからフロイト理論を翻訳・紹介しつつその血肉化に努めた著者は、サド・マゾヒズム、エロティシズム、無意識と時間への深い精神分析学的洞察の中から、時間・愛・死という人間存在の究極の秘密に迫る。
目次
サド・マゾヒズムの生心理学的考察
エロスの本質的アンビバランスについて(トプシーとアルキビアデス;アンビバランスの概念;愛の欠乏について;結合を希求することの空しさについて;エロスの現実の外へ逃避する試み;自己に対する人間のアンビバランスについて)
無意識と時間(幼児の時間;時計・この教育者;思春期の時間;成人の時間;空間、われわれの環境;睡眠時の夢における時間からの逃避;覚醒時の夢における時間からの逃避;愛の陶酔における時間からの逃避;麻薬の陶酔における時間からの逃避;神秘的体験の陶酔における時間からの逃避;無意識と時間;無意識、時間、死;医学、仕事、信仰による時間と死に対する抵抗;人間の提出した時間への問い;綜合的、批判的結論)
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