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宝島sugoi文庫
元・新日本プロレス―「人生のリング」を追って

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  • サイズ 文庫判/ページ数 367p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796699679
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0175

内容説明

日本の格闘技界の源流となったアントニオ猪木率いる新日本プロレス。かつて胸のライオンマークを誇りにリングに上がった選手たちはなぜ団体を去り、いま何を思うのか。専門誌記者として同時代を生きた著者が彼らの「その後」を追う旅の記録。栄光、挫折、そしていまだ消え去ることのない夢。選手たちによって初めて語られる「新日本体験」から、新しいプロレス史が立ち上がる。

目次

第1章 小原道由―「最強伝説」の真実(名門「国士舘大学柔道部」;スキンヘッドの「サラリーマン」 ほか)
第2章 片山明&大矢剛功―「不死鳥」が語った空白の18年(一通のメール;ケンドー・カシンの「取材依頼」 ほか)
第3章 栗栖正伸―「イス大王」のプライド(長州、前田、栗栖の共通点;恐怖の「イス大王」キャラの誕生 ほか)
第4章 越中詩郎―馬場、猪木、そして三沢(「まともな人」がレスラーになると…;「WJはあんな形で終わっちゃったけどさ」 ほか)
第5章 大谷晋二郎―橋本真也を追いかけて(田町で朝まで飲む男;「花の92年入門組」の人生模様 ほか)

著者等紹介

金沢克彦[カナザワカツヒコ]
1961年北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、1986年新大阪新聞社に入社、「週刊ファイト」記者となる。1989年、日本スポーツ出版社に入社し「週刊ゴング」編集部入り。1999年「週刊ゴング」編集長に就任。2004年日本スポーツ出版社の経営陣交替を機に編集長を辞任、2005年に同社を退社。現在はテレビ朝日系「ワールドプロレスリング」、スカパー!「サムライTV」などの解説をつとめるかたわら、各種媒体へフリーの立場から寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

8
日本プロレス団体の中心的存在である「新日本プロレス」。シンボルマークである「ライオンマーク」を誇りにリングに上がった選手たちは何故、新日本プロレスを去ったのか?“最強伝説”も囁かれた小原道由、未だにリハビリを続ける片山明、“イス大王”として恐れられた栗栖正伸、馬場、猪木、そして三沢と関わった越中詩郎、橋本と決別せざるをえなかった大谷晋二郎・・・プロレス記者歴約30年の著者が5人のレスラーの軌跡を書いた本。2015/06/10

jaiose

5
個人的には片山選手と越中選手の話が良かったです。これはシリーズ化できるのではないでしょうか?2012/06/08

sidmar arai

4
夢中になって観ていた昭和の終わりから平成になりたての頃のプロレス。その頃、確かに観ていたレスラー、それもメインイベンターではないが強く心に残っている選手たちのその後を追いかけたドキュメント。小原道由、片山明、大谷剛功、栗栖正伸、大谷晋二郎。それぞれ後悔や妬み、葛藤は当然あるんだろうけど、今もみんなプロレスの世界に生きていると知って嬉しかった。チラチラと出てくる橋本真也やジャンボ鶴田、三沢光晴、天龍源一郎などのエピソードも泣けるよ。2012/08/16

pudonsha

2
GKでなければ、この地味なテーマでここまで面白くは書けないだろう。2013/03/31

せぐメタる

2
自分のプロレスファンとしてのルーツは90年代全日なのだが、新日と全日の道場論の違いは興味深い。越中の章での馬場とのエピソードに胸熱。2013/01/16

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