内容説明
日本の格闘技界の源流となったアントニオ猪木率いる新日本プロレス。かつて胸のライオンマークを誇りにリングに上がった選手たちはなぜ団体を去り、いま何を思うのか。専門誌記者として同時代を生きた著者が彼らの「その後」を追う旅の記録。栄光、挫折、そしていまだ消え去ることのない夢。選手たちによって初めて語られる「新日本体験」から、新しいプロレス史が立ち上がる。
目次
第1章 小原道由―「最強伝説」の真実(名門「国士舘大学柔道部」;スキンヘッドの「サラリーマン」 ほか)
第2章 片山明&大矢剛功―「不死鳥」が語った空白の18年(一通のメール;ケンドー・カシンの「取材依頼」 ほか)
第3章 栗栖正伸―「イス大王」のプライド(長州、前田、栗栖の共通点;恐怖の「イス大王」キャラの誕生 ほか)
第4章 越中詩郎―馬場、猪木、そして三沢(「まともな人」がレスラーになると…;「WJはあんな形で終わっちゃったけどさ」 ほか)
第5章 大谷晋二郎―橋本真也を追いかけて(田町で朝まで飲む男;「花の92年入門組」の人生模様 ほか)
著者等紹介
金沢克彦[カナザワカツヒコ]
1961年北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、1986年新大阪新聞社に入社、「週刊ファイト」記者となる。1989年、日本スポーツ出版社に入社し「週刊ゴング」編集部入り。1999年「週刊ゴング」編集長に就任。2004年日本スポーツ出版社の経営陣交替を機に編集長を辞任、2005年に同社を退社。現在はテレビ朝日系「ワールドプロレスリング」、スカパー!「サムライTV」などの解説をつとめるかたわら、各種媒体へフリーの立場から寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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