内容説明
諸葛亮の没後、魏・呉・蜀三国はどうなったか?五丈原に星落ちて~「狼顧の相」司馬懿~呉の滅亡は誰の罪!?“辛口”正史研究家が迫る、『演義』が触れなかった『三国志』のそれから。
目次
第1章 諸葛亮の南征・北伐
第2章 諸葛亮没後の三国時代
第3章 鼎立の崩壊と三国時代の終焉
著者等紹介
坂口和澄[サカグチワズミ]
1934年、東京市下谷区上根岸町生まれ。1956年、早稲田大学第一政治経済学部新聞学科卒業。会社勤務の後、1964年にフリーに。『歴史と旅』『歴史群像』『歴史読本』等に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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BIN
2
孔明死後を描いた解説書。序章として孔明の南征と北伐に関してもある。時系列順で魏呉蜀の塊でたんたんと解説しており、演義との違いやごくたまに著者の考えもあり、よくまとまってはいる。馬稷が山上に布陣したのは、孔明も同意していたのではという考えは新しかった。2012/05/21
のんたん
0
孔明の南征から晋の統一まで、各々エピソードが時系列で書かれていてわかりやすかった。途中ではさむ正史と演技の違いとか、個人的には最後にある年表の登場人物の『生年』『没年』がよくまとまっていてよかったと思う。2014/10/31
秋月蓮華
0
合宿中に読み終わったので、真・三國無双6,7で言うと晋のストーリーからその後について書かれている。賈充とか想いつつ、孫呉は泥沼だったんだなとか、客観的に書かれているのでコレ知りたいとか想った方には最適、かな2013/08/01