内容説明
「ライフスペース」によるミイラ事件、「ホームオブハート」での児童虐待事件、「神世界」グループによる霊感商法事件―オウム事件以降もカルト宗教によるトラブルは、数多く起きている。ライフスペースの記事を書き、「グル」からクレームを受けた著者は、それ以来14年間にわたりカルト問題を取材し続けてきた。セックス教団の5泊6日の合宿に参加、宗教団体が主催する偽装就職セミナーへ潜入取材、教祖様の実家探訪…。まったく関係ない人間から見れば、奇妙奇天烈としか言いようがない彼らの実態とは何なのか。体当たりで取材を挑み続けた著者が綴る、カルト集団との交流(笑)&暗闘記。
目次
第1章 香ばしきカルトとの出会い(GURUからのメール;ライフスペースからの小包 ほか)
第2章 取材したらこうだった(セックス教団潜入;キチガイの学校へようこそ! ほか)
第3章 カルト宗教との裏バトル(サイババをパクった健康セミナー;全国での同時多発訴訟を予告 ほか)
第4章 カルトと報道(マスコミのカルト問題報道;朝日新聞のファインプレー ほか)
著者等紹介
藤倉善郎[フジクラヨシロウ]
1974年、東京生まれ。北海道大学文学部中退。在学中から「北海道大学新聞会」で自己啓発セミナーを取材し、中退後、東京でフリーライターとしてカルト問題のほか、チベット問題やチェルノブイリ・福島第一両原発事故の現場を取材。ライター活動と並行して2009年からニュースサイト「やや日刊カルト新聞」(記者9名)を開設し、主筆として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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