内容説明
セックスはしたいけど、恋愛はしたくない。「体から始まる純愛」を、男女異なる視点で描いた意欲作。第7回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作。
著者等紹介
沢木まひろ[サワキマヒロ]
1965年、東京都生まれ。青山学院大学日本文学科卒業。2006年『But Beautiful』で第1回ダ・ヴィンチ文学賞優秀賞を受賞、2007年より公に執筆活動を始める。『最後の恋をあなたと』で第7回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カピバラ
36
実直な祐輔の、献身的な愛によって、セフレを作り、結婚はしない、愛を信じないと言っていた暁が愛を信じるようになる話。わりきれない女性の気持ちが描かれていたのかな。しかし、祐輔の献身はすごかった。2015/02/16
ちーちゃん
21
よかった♡でも、思ってたのとまるで違う内容…たしかに純愛だったと思う…でもなぜか私好みではなかった。たぶん、主人公に共感できなかったから…それは私が恵まれてるから分からないのかも。クールで一匹狼っぽい同僚の内面に触れたような気持ちになった🏅第7回日本ラブストーリー大賞受賞作。応募時のタイトルは『ワリナキナカ』こっちがしっくりかも☆美容師の暁(アキ)は母が家出し父が自殺した後、施設で育ち…1人で生きていくと決めてた。美しい暁を男はほっとかない、でも男なんて信じない身体だけで心は要らないと思ってた暁の純愛♡2024/06/18
野の花
15
タイトルから素敵な純愛小説かと読み始めたら予想を裏切られましたね。でも最後の方で段々純愛になってきました。不幸だった二人が幸せになれて良かった。2017/04/26
なかなか
14
「最後の恋をあなたと」安易なタイトルではなく、いろんな複雑な心理が絡まった、胸が痛くなるような大人のラブストーリー。久々に耳にする「照れ笑い」と言う言葉良いですねぇ。男女両方の視点から描かれていて、私は後半の主人公が称する「とても心正しい人」祐輔に惚れてしまった。(;゚∇゚)2018/02/20
さとも
11
日本ラブストーリー大賞ということで読んでみました。爽やかな感じかなと思ってたので、予想より官能的でした…。最後はハッピーエンドですき。2015/12/18