目次
1 古事記(国土を生むために結婚するイザナキとイザナミ;とつぎの道を鶺鴒に学ぶイザナキとイザナミ ほか)
2 日本霊異記 今昔物語集(僧への侮辱と邪淫により蟻に噛まれて死んだ男;大蛇に犯され薬汁の力で生き返ったが、再度犯されて死んだ女 ほか)
3 古今著聞集(「こもちをまきかけて候へば」を誤読された蒔絵師;名器の持ち主と聞く筑紫の女との共寝を願った神官 ほか)
4 宇治拾遺物語(妻を犯された鋳物師に額を割られた山伏;「かはつるみ」も破戒になるのかと悩む僧 ほか)
5 沙石集 発心集(若い妻の尼に殺されようとした上人;恋い焦がれて蛇になった娘 ほか)
著者等紹介
宮腰賢[ミヤコシマサル]
東京学芸大学名誉教授。『旺文社全訳古語辞典』『旺文社全訳学習古語辞典』の編者として知られる。東京学芸大学では国語学の担当。大学生活協同組合連合会の教員理事として全国規模の読書推進活動に尽力し、学校図書の小・中・高の国語科の教科書編修に参加した。1938年3月、東京は板橋の生まれ。国民学校一年のとき、北海道上川郡多寄村に疎開、高校卒業まで北海道で過ごす。東京学芸大学卒業後、東京都の中学校、高等学校に勤務の後、1972年、東京学芸大学にもどる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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