内容説明
1985年から27年間、阪神タイガースひと筋に歩んできた和田豊。現役時代は“いぶし銀”ともいえる堅実なプレーでファンから絶大な支持を受け、現役引退後も豊富な経験とデータをもとにコーチとして後進の指導に当たってきた。そして今季、満を持して阪神タイガース第32代監督に就任。和田豊・新監督は、ここ6年優勝から遠ざかっているチームをどう立て直し、どういう戦略で、どう戦っていくのか…。トラの良いところも悪いところも熟知した知性派監督が、7年ぶりの優勝に向けての「猛虎再建計画」を語る。
目次
第1章 監督就任―優勝へ向けての猛虎再建計画(阪神タイガース監督としての使命;常勝は阪神タイガースの宿命 ほか)
第2章 目指す監督像―野村監督と星野監督から学んだもの(知将・野村克也監督;闘将・星野仙一監督 ほか)
第3章 ダメ虎から猛虎復活へ―2003年&2005年の優勝回顧(コーチとしての優勝2回を振り返る;引き分けが進めたチーム内の意識改革 ほか)
第4章 新たな挑戦―7年ぶりの優勝を目指して(キャンプを制する者はシーズンを制す;プロだからこそ求められる基本技術 ほか)
付録 和田豊監督トーク・セレクション(選手には目標とテーマを持って大きく変わってほしい;若手選手のいろいろな発見があった秋季キャンプ ほか)
著者等紹介
和田豊[ワダユタカ]
1962年9月2日、千葉県生まれ。我孫子高校では1年生の夏に甲子園出場。その後、日本大学に進み、3年生の春に東都大学リーグで首位打者、4年時にはロサンゼルスオリンピック野球日本代表に選ばれ、金メダルを獲得。84年のドラフト3位で阪神に指名され、入団初年度の85年にリーグ優勝と日本一を経験。88年からレギュラーに定着。同年に日本新(当時)となるシーズン56犠打、97年には開幕24試合連続安打を記録。その他、ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞3回、オールスター出場7回。2001年に1軍打撃コーチ兼任となったが、その年限りで現役を引退。02年に1軍打撃コーチ、04年に2軍野手総合コーチ、05年に1軍打撃コーチ、07年に1軍守備走塁コーチ、09年に1軍打撃コーチを歴任し、12年に阪神タイガース第32代監督に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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