内容説明
15歳でプロデビュー。以来、前人未到の七冠制覇をはじめ、数々の金字塔を打ち立ててきた棋士・羽生善治。40代のいまなお棋界のトップランナーであり続けるその勝負哲学は、向上心を持つすべての人間に深く語りかける。米長・中原の両巨頭、そして天才棋士を至近距離で観察してきた観戦記者、カメラマンによる「羽生論」を収録。羽生善治の魅力を余すところなく伝える決定版。
目次
第1章 羽生の考え(心に残る「羽生語録」;羽生善治スペシャル・インタビュー「いま、私の考えること」(インタビュー:畠山直毅)
羽生が教える「実力別」将棋指南あなたは「上達」のために何をすべきか(取材・文:上地隆蔵) ほか)
第2章 羽生と私(米長邦雄(日本将棋連盟会長)「羽生は私の最大の相談相手である」
中原誠(十六世名人)「彼は私の得意戦法から決して逃げなかった」
将棋界「最大の謎」を徹底討論 羽生善治は何が凄いのか―西條耕一(読売新聞記者)vs小暮克洋(観戦記者)(構成:大川慎太郎) ほか)
第3章 記者が見た「天才」(竜王戦(読売新聞社)―ロンドンで行なわれた竜王戦英語に目覚めた羽生はいまやペラペラに(小田尚英)
名人戦(毎日新聞社・朝日新聞社)・王将戦(スポーツニッポン新聞社・毎日新聞社)―羽生を本格スターにした「第52期順位戦」谷川との死闘(山村英樹)
王位戦(新聞三社連合)―「7割」勝ってきた羽生は「3割」の負けを引きずらない(高林譲司) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
K.D.N
3
適当に作った感が否めない。天才羽生というネームバリューを利用しただけの本。第三章の記者たちによる羽生論はゴシップ記事かと見紛うような内容の拙さ。記者間で内容がかぶりまくりだし、やっつけ仕事もいいとこ。カメラマンの文章は読むに耐えない。第一章の羽生さんへのインタビューだけ読めば十分だろう。2011/12/18
tulip
1
将棋には面白い性質があって、悪手を指した後に悪手を重ねると、前の悪手のマイナス分が加算される。雪だるま式に。だから最後に悪い手を指しちゃいけない2016/01/26
ちゃんさん
1
タイトルを見て購入したが、期待通りではなかった。羽生さんの歴史を知れてそれはそれでよかったが、なんか違った。2011/12/14
Masato Jin
1
子供に将棋を教えていると、自分が古い定跡しか知らないことを再認してしまった。 とどのつまり、将棋についてあまりにも無知になってしまったな、と。 そこで、また将棋熱を取り戻すため、というと大げさだが最近の野球本に引き続き人物評を読みたく、購入。 もっと羽生の視点での考えがあるかと思っていたが、残念ながらそのページは少ない。 米長の項までは面白かったが、以後は微妙な内容。 しかし、また将棋に興味を持つきっかけを与えてくれた。 未だに自分が居飛車党のまま進化できていないので、次は「藤井システ2012/05/23
glaciers courtesy
1
基本的に「羽生本に傑作なし」であり、この本もご他聞に漏れず。羽生善治は棋士としてあまりに出来過ぎていて、素人が羽生を語っても群盲象をなでるが如しなのである。また羽生自身が己を語ってもあまり面白くない。あまりにも公正であろうとして羽生はとかく断言を避けるし、デカイこととか、面白いことは言わないのである。この点、升田幸三や米長邦雄とは全然違う。ギミックはゼロである。そして、羽生を語るには個性的なライバルたちに語らせるの一番ということに気が付いたのが梅田望夫で、だから「どう羽生」は、羽生本で唯一の傑作なのだ。2011/10/18




