宝島社新書
日本語の難問

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796686365
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0281

内容説明

コーヒーを飲みたいとコーヒーが飲みたいは、どう違う?お名前・ご住所・お仕事、住所が「ご」なのは、なぜ?毎日つかっていても誰も答えられない日本語の超難問。

目次

1 発音から文法まで「くめどもつきない日本語の謎」(「さて」と「ところで」はどう使い分ける?;「形容動詞」は、どうして「動詞」という語が付いているの? ほか)
2 動詞の類似表現「動詞はなかなか難しい!」(「おじいさんとおばあさんがありました。」は間違い?;「余る」と「残る」はどう違う? ほか)
3 名詞の類似表現「名詞の違いって何!」(「気分」と「気持ち」はどう使い分ける?;「興味」と「関心」はどう違う? ほか)
4 形容詞・副詞の表現「形容詞・副詞は奥が深い」(「大きい」と「大きな」の違いは?;「得意だ」と「上手だ」の使い分けは? ほか)
5 助詞・助動詞の表現「助詞・助動詞には日本語の性質が垣間見える」(「~に会う」と「~と会う」をどう使い分ける?;「に」と「へ」はどう違う? ほか)

著者等紹介

宮腰賢[ミヤコシマサル]
東京学芸大学名誉教授。『旺文社全訳古語辞典』『旺文社全訳学習古語辞典』の編者として知られる。東京学芸大学では国語学の担当。成績評価は厳しいものの話題の豊富さと語り口のさわやかさで、学生・留学生に親しまれた。大学生活協同組合連合会の教員理事として全国規模の読書推進活動に尽力し、学校図書の小・中・高の国語科の教科書編修に参加した。1938年3月、東京は板橋の生まれ。国民学校一年のとき、北海道上川郡多寄村に疎開、高校卒業まで北海道で過ごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひお

13
表題に少し違和感がありながら読む。たしかに難しい部分はあるけれどそこを学術的に解説してるのですごい難問に回答してるような気がするんだけど終盤に気付いた。これって「日本語の難問」じゃなくて「日本語を難問に」ってかんじじゃなかろーかと。微妙なニュアンスについて詳しく解説してくれて参考になるけどここまで難しく考えない方がいいんじゃないかと。ともかく言語学として日本語解説してるので日常で使う側としてはなじみ難いかな?2012/02/25

takao

1
ふむ2017/06/18

1
★★★☆☆ Q&A形式の本だけど、必ずしもすっきり明瞭明確な回答が付いているとは限らない。そもそもタイトルからして『日本語の難問』になっているわけだし。母国語が日本語ではない韓国の日本語学習者から出た実際の質問であるということで、質問のレベルの高さにびっくり。図書館本。2017/02/20

ちか

1
言葉の使い分け方、中途半端な面はあるものの参考になりました。2012/01/14

むう

1
まさに「難問」が多いのか、ちょっと答えが中途半端な部分もある。でも、言葉ってそんなに簡単に割り切れないから、仕方がないかな。内容的には興味深い。特に助詞の使い方が勉強になる。2012/01/08

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