盗掘でわかった天皇陵古墳の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796683517
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

盗掘記録からはじめて明かされる、発掘が許されない天皇陵の内部!天皇としてはじめて火葬された持統天皇の遺骨は、銀の筥(はこ)に納められていた。

目次

プロローグ なぜ、天皇陵は、盗掘をうけるのか?
第1章 四世紀築造天皇陵の盗掘―垂仁天皇皇后・日葉酢媛の陵、成務天皇陵(垂仁天皇皇后・日葉酢媛の陵の盗掘;成務天皇陵、垂仁天皇陵の盗掘)
第2章 五世紀~六世紀築造天皇陵の盗掘―仁徳天皇陵、履中天皇陵、継体天皇陵(仁徳天皇陵、履中天皇陵;米ボストン美術館蔵の仁徳天皇陵古墳出土品 ほか)
第3章 七世紀築造天皇陵の盗掘と発掘―推古天皇陵、聖徳太子墓、斉明天皇陵(推古天皇陵と聖徳太子墓の盗掘と発掘;斉明天皇陵の盗掘と発掘)
第4章 七世紀後半~八世紀築造天皇陵の盗掘と発掘―天武・持統・文武・聖武天皇陵、草壁皇子陵、舎人親王墓(天武・持統合葬陵の盗掘;文武天皇陵、天武天皇の皇子の陵墓、聖武天皇陵の盗掘と発掘)

著者等紹介

安本美典[ヤスモトビテン]
古代史家。産業能率大学教授を経て現在は著述業。古代日本の総合雑誌『季刊邪馬台国』(梓書院)責任編集者。「邪馬台国の会」主宰者。朝日カルチャーセンター(新宿、横浜)講師。1934年、中国東北部(旧満州)生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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akamurasaki

0
やはり現在の天皇陵の比定はいろいろと問題があるなと。古い新聞記事や古文書など様々な資料が掲載されていて読みごたえがありました。とくに「阿不幾乃山稜記」をかなり詳細に分析していて興味深い。2016/03/15

睦五郎

0
古代のことを突っ込んでいったらきりがないしなあ・・・。今気になるのは持統天皇関連。だって不思議ですやん。草壁君に執着しすぎだし。(わが子だから当たり前というのは現代感覚)ど大津君が聖人君子すぎてほんまの大津像が見えてこない。うまいこと歴史をぼやかしたな!不比等さん・・・。2013/07/25

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