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宝島社文庫
窓ごしの欲情

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796683265
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

耀子は、幼い頃から同居する従兄に性的虐待を受け続けていたが、唯一の味方だった祖母の死を機に、家を飛び出す。一方、有名画家として一時代を築いた北城は、全盛期に起こした事故により、利き手の自由を奪われてから、毎日ただなんとなく暮らしていた。そんな相反する背景を持つ二人の心を強く結ぶもの…それは、お互いの部屋と部屋を覗ける位置にある、それぞれの窓だった…。

著者等紹介

うかみ綾乃[ウカミアヤノ]
歌手としてのライブ活動と官能作家、二足の草鞋を履く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

201
【読メエロ部】エロ指数高し。イキナリそのシーンか(笑)私自身もMだし(笑)、SMシーンは嫌いじゃない(むしろ好物)けど、ロリは受けつけないし、さすがの私も気もにゃ悪くなるシーン連発。枯れ専やデブ専にはコタえられない内容なのかもだけど。ラスト耀子には幸せになって欲しかったのに、相手はそう来たか。納得いかねぇ(。•́︿•̀。)2016/09/21

まさきち

61
全体としてはエロ満載でよかったのですが、冒頭のロリや介護施設での件には少々怖気を感じてしまいました。そしてラストは細かいことは想像するしかないわりには掴みにくく残念。でも最後に耀子が新たな悦びの発見に幸せを見つけられた為に感じる安堵と、随所で掻き立てられる興奮とを手に入れられたお気に入りの一冊です。2016/10/06

HMax

25
読メエロ部。貧困、DV、親子愛、等々が複雑に絡まり合ったエロ度高めの耀子と湊の二人の視点で話しが進む介護愛の物語。北城湊の書いた絵を見てみたい。2024/01/08

のんすけ

24
女性が書いた官能小説と思ってたのに、描写が時々辛くなりました。特に介護施設での描写が。入所者相手には論外として、夜勤でそれはないわ。仮眠室で男女同室もありえないし。窓越しにお互いの息遣いまで感じそうな親密な関係、それは想像力が働く分、そっちの方が好み。ラストがいきなり飛んでしまってどちらの結末かわからないのが、自分の想像力が足りないせいかと残念。2016/06/21

とも

14
うぅ〜ん、なんとも感想が難しいなぁ。サクッとサラッと息抜きで読むつもりが、思いの外重かった?深かった? 窓と窓との距離感が悩ましくも、絶妙な2人の関係。 読んですぐ忘れちゃう様なただの官能小説ではなく、暫くは頭に残りそうなそんな一冊でした。2018/03/04

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