宝島社新書
「農政」大転換

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796683210
  • NDC分類 611.1
  • Cコード C0261

内容説明

衰退するばかりだった日本の農林水産業を、夢と魅力と競争力のある成長産業に転換する。

目次

第1章 大震災と原発事故からの復興
第2章 食糧危機とTPP
第3章 所得補償で農業の再生を
第4章 六次産業で利益を上げる
第5章 すべての食品にトレサビリティを
第6章 漁業の資源管理と所得補償
第7章 森の国、日本の山里を再生させる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

2
農政についてふと気になったので…しかし例の政権下の話か…と、斜め読み。 各種データは興味深いが、その解釈と提言は…? いつかまた別途…2017/09/11

大森義範

1
表題では農政としていますが、農林水産業に対する提言集として食料確保を安全保障として重要と考える方や地方が生き残った方が良いと考えている方にとっては面白い内容かと思います。 TPPの内容や問題点に関しては第2章でさらっと述べている程度ではありますが、それでもTPPを目の前に、新書でも良いので本を書いている政治家は少ないと思われる中で、地道な活動を通して得られた経験・意見を述べられているのは評価できる点だと思います。ただし、確証の無い想像や思いつきもかなり混じっている点が気になります。2011/11/12

じん★ひで

1
良くも悪くも、民主党政権時代の、震災直後に、書かれた本という印象。ページ配分を見れば一目瞭然だが、前半に力が入っているのにたいし、後半は消化不良。特に後半部分については面白い発想もあるのでもう少し詳しい主張も改めて聞いてみたい感じもするが、政権が変わってしまった今となってはそれも難しいか。2014/01/02

ぱじゃま@抱き枕と一緒

1
実際に法律を変えている側の意見や実態なんかが書かれていて新しく色々なことを知れた。が、内容は筆者の自慢話とも言えることが繰り返し書かれていたのが苛ついた。後、筆者は農林水産業で商売になるように助成金などの法律を整えていったわけだが、自民党が政権を持ってた時代から行われてきた若者への参加を促すような政策より助成金をもらった方が儲かるようになってしまったため、世代の問題がまだ残っているのでは。また、公共料金の予算を半分削ったのも根本的な景気の回復に視点を向けると必ずしも正しいとは言えないのではないか。2012/01/25

d_suke

1
山田さんの農業に対する熱い思いが伝わった。農協=悪いと言う考えはおかしいし、そもそも農業それ自体が世界を見回しても利益のあがる商売ではないと思う。経済上の視点と日本の食料自給を守るというのは異なった視点である事が重要。後は民意で判断すべき問題だけど、国がこれじゃね。2011/12/01

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