宝島sugoi文庫
球界の野良犬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796680868
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

内容説明

1980年ドラフト1位でロッテから指名され入団し、中日移籍後は代打の切り札として活躍した愛甲猛。その愛甲猛が、甲子園優勝からプロ野球入団、そして現役引退後の生活を赤裸々に綴った問題作が文庫になって再登場。甲子園時代の喫煙・捕導にはじまり、プロ入り後の薬物汚染、悪友たちとのトラブル、そして失踪…。表と裏をわたり歩いた波乱万丈の野球人生がこれでもかと詰まった一冊。

目次

プロローグ 歓喜、そして…
第1章 原風景
第2章 甲子園
第3章 悪ガキ
第4章 開眼
第5章 激闘「パ・リーグ」
第6章 迷走
第7章 野球の神様
第8章 愛甲猛

著者等紹介

愛甲猛[アイコウタケシ]
1962年、神奈川県に生まれる。横浜高校のエースとして80年夏の全国高校野球選手権大会優勝。同年秋、ドラフト1位でロッテ入団。3年間の投手生活の後、落合博満に鍛えられ打者に転向。96年に中日移籍、代打の切り札として活躍する。00年に引退。オールスター出場2回、ゴールデングラブ賞1回獲得。535試合連続フルイニング出場はパ・リーグ記録。現在は野球教室を通じて、未来のプロ野球選手育成に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかしくん。

24
正月番組で久々に愛甲氏を観てついつい。私も神奈川出身で、愛甲とはほぼ同世代。氏の高校時代の不良ぶりは噂になってましたので、「ああ、やはり」という感じでした。後半はプロに入ってからの話で、思った以上の暴露話は無かったかなあ。張本さんのオーラと、村田兆治さんのわがままぶり(!?)は笑えました。2016/01/11

金吾

20
不良自慢はいかがなものかと感じる部分もありましたが、著者の赤裸々な話は面白かったです。ドーピングの話は恐ろしきなりました。2022/07/20

imagine

15
長谷川晶一『プロ野球バカ本』で紹介された中で、最も気になった本。今どきの優等生アスリートとは対極のビーバップ感が満載。「決め球は何ですか?」「左ストレートです」などはビートたけしの漫才のよう。横浜高校時代もロッテ時代も実名をバンバン挙げて特ダネ級のエピソードを暴露。自分語りの赤裸々振りにはさらに拍車がかかる。現役絶頂の時でさえマリファナを吸いKISSの「デトロイトロックシティ」を聴いてテンションが上がり熟睡できないまま翌日ホームランをかっ飛ばす破天荒ぶり。昭和ではなく2009年の刊行でこの内容は奇跡!2019/03/11

りょう

15
だいぶ前に書かれた愛甲氏の自伝、衝撃的に面白かったです。ご自身の10代以降のワルっぷりから球界のアクの強すぎる面々の逸話まで、これでもかとカミングアウトや実名でのぶっちゃけ話が続きます。ここまで堂々と書けるのはもう二度と元の世界に戻れないことを自覚しているからであり、その上で覚悟を決めて生きている証でもあるのでしょうね。まさに「野良犬」の自称通りの人生を歩んでいることが垣間見える一冊でした。2018/06/21

緋莢

14
長谷川晶一『プロ野球バカ本』で紹介されていて、面白そうだったので手に取りました。著者の名前は知っていましたが、甲子園優勝、ドラフト1位でロッテに入団、その後、中日に移籍など、ほとんどをこの本で初めて知ったという感じです。帯に<暴走族、アンパン、失踪、暴力、野球賭博、筋肉増強剤 球界〝出禁”上等!!>とありますが、それが全然大袈裟ではないというのが、この本読むとよく分かります。 (続く2019/04/11

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