内容説明
ひと回り以上も年下の“捨て男”と結婚したオカンこと陽子。陽子が余命一年と知った月子は、残り少ない母との日々を大切に過ごしていた。そんな折、音信不通だった捨て男の母親が突然現われる。その身勝手な態度に怒る月子だったが、自分とは違う価値観の家族のかたちを見るうちに、自身の将来を意識するようになる…。『さくら色 オカンの嫁入り』のその後を描いた感動の物語。番外編『おかえり』も収録。
著者等紹介
咲乃月音[サクノツキネ]
大阪生まれ。京都外国語大学英米語学科卒業。1994年より香港在住。外資系金融会社勤務のかたわら、2005年から執筆活動を開始。2007年、『オカンの嫁入り』で「第3回日本ラブストーリー大賞」のニフティ/ココログ賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
63
なんて感想を書けばいいの?。センセイの別れよかと、ステオとステオのおかんとの別れ。それぞれの発する言葉にずきん!と来る。また月子と陽子の別れには前もってわかっていたからこそハチの言葉で。相手を思う故の別れの辛さ。関西弁が余計にいいものに仕上げている。家族を作ろうとしてる人、恋人とうまくいってなくて悩んでる人。人生色々ですからこの本をお勧めします。じんわりしみとおります2016/06/03
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
62
ある日突然、母の再婚相手・捨て男のお母さんに会うことになった月子。捨て男が幼い頃に祖父の所に置いてけぼりにされた、という事情を知っているだけに、内心穏やかではいられませんでしたが・・。『さくら色 オカンの嫁入り』の続編です。ハチの視点で描かれた番外編「おかえり」付。夫婦として、恋人として、そして家族としての在り方を考えさせられるお話でした。特にセンセイのご両親の、長いこと仲良く一緒におれるコツみたいなものは何?という問いかけに対する答えが素敵でした。それにしてもハチが可愛かったです♪★★★★2013/06/18
ぶんこ
53
オカンの嫁いりの3年後、サク婆の隣の家にはステオとハチだけが残されていました。寂しそうで、あ〜そうかと気落ちするも、ハチ目線の番外編で月子さんとセンセイが一緒になり赤ちゃん!も出来ていました。新しい一歩が始まっているようです。ステオの実母も登場し、事情がわかってホッとして、やっぱり家族っていいな。自分がサク婆の立場で読んでいると気付き、月子さんの子どものひいおばあちゃん?になれたようで嬉しくなっています。2018/11/23
かっちゃん(かっち)
45
最後のおかえりで泣いた。 犬のハチの視点で書かれていて、すごくよかったです。2018/03/19
とりあえず…
32
人肌ぐらいの心地良さ。フクフクと笑い、ちょっぴり泣いて、あとはハチと一緒にちょこまかしながら、でもゆったりと終わる。過剰な表現も演出もなく、高尚な言葉もない。でも、絶対にまた読みたくなる。この人肌恋しさに。2015/09/02
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