出版社内容情報
元祖 ミステリー・ランキング!
発表!読書のプロが選ぶ2009年の面白小説ベストテン。
年末の風物詩、元祖ミステリー&エンターテインメントランキング!「ハズレなし!」と、注目のランキングはもちろん、『このミス2009年版』1位作品『ゴールデンスランバー』の映画化記念として、堺雅人スペシャル・インタビューや、ミステリー好きの著名人によるおすすめミステリーなどを掲載。また、綾辻行人、伊坂幸太郎、岩井志麻子、佐々木譲、道尾秀介、湊かなえ他、50名以上の人気作家による、「私の新作」&「デビュー秘話」など、内容盛りだくさんです。ベストセラー作家・海堂尊、ドラマ「相棒」のスピンオフ小説でおなじみのハセベバクシンオー、若者に絶大な支持を受ける山下貴光、3名による、『このミス』でしか読めない短編ミステリーも特別掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yucchi
40
『ミレニアム』三部作気になる。『ソウル・コレクター』『毒蛇の園』『災厄の紳士』など、積んでる海外ミステリも早く読みたい!2016/02/15
ミナコ@灯れ松明の火
35
未読のものが多くて切ない。2010年も後半に入った今読むと、『作者の隠し玉』がまた違った意味で面白い(下世話だけど)。予定通り刊行されている人、そうでない人、いろいろですね。無理を承知で贅沢を言うならば、ランキングをつけるのがメイン企画の本であるのだから 後ろにくっついている短編はランキング上位の人に書いてほしかったかな。面白かったけど!2010/09/20
ホームズ
23
基本的にここで選ばれる作品とは相性が悪いけど初めて買って読んでみました(笑)国内ベスト10では読んだものは無し。『新参者』『ダブルジョーカー』は積読、『Another』は興味があるな~(笑)後は残念ながら興味なし。海外は全滅。僕の興味が偏ってるのはそうなんですが、このランキングもかなり偏ってる感じですね~。ミステリとして評価してるって感じではないですね~。結局名前が売れてるからって感じがしてしまった。個々の記事とかは読んでると面白いのもあるんですけどね~。2009/12/22
nyanco
21
毎年、発売を楽しみにしているベスト本。ふ~ん、今年の1位はコレなんだ…。何だかここ数年、商業的に感じてしまう。去年が伊坂さんなら今年は…という感じがしてしまって。秋に出版されたばかりで今なら売れるって感じかなぁ。各出版社順番に…って感じかと邪推しちゃいました。確かに面白かったけど、1位かなあ。ココの書評にもあった○部さんかと思った…と書評家もおっしゃっていて笑えたけど。Best10内5冊既読、未読本は今のところ読む予定なし。2009/12/10
Tetchy
19
今年初めて手にして失望した。その1年のミステリシーンを振り返るのにこのムックはやはり楽しいのだが、マスコットキャラクターの登場、芸能人へのインタビュー記事、そして宝島社お抱え作家の書下ろし短編掲載と商業主義に走りすぎた内容はやっぱり辟易としてしまう。もっとその年のミステリシーンを分析する本体の部分に力を注いでほしいものだ。万人に受ける冊子作りもこの不況の中、大事だろうが、逆に『このミス』には私が初対面の時に感じたミステリの奥の深さを感じさせる誌面作りを貫き、素人をミステリの世界に引き込んで欲しい。2010/05/04