内容説明
仕事をすればするほど損をし、仕事をやらないのが最良の処世術というバカげた組織…それこそ日本の「警察」なのである。本書では、警察官がどのように誕生し、何を思いながら、どのような活動をしているのか、不祥事はどういう場合にどういうかたちで起きるのか、そして、将来の警察の姿はどうなるのかを描いた。現場警察官の本音、真の姿がここにある。腐敗した警察の実態をえぐりだした話題の書が新装版になって再登場。
目次
ＩＮＴＲＯＤＵＣＴＩＯＮ 日本警察の宿命
第１章 警察官の誕生
第２章 新米警察官の試練
第３章 制服を着た捜査官
第４章 刑事たちの肖像
第５章 女性警察官の使命
第６章 学歴有害の社会
第７章 低下する士気
第８章 不祥事件の深層
第９章 警察官の私生活
第１０章 二十一世紀の警察はどう変わるか
著者等紹介
久保博司［クボヒロシ］
ノンフィクション作家。１９６９年、早稲田大学第一文学部卒業。業界紙記者、翻訳者を経て現職。与野党の警察研究会などで講演、テレビ出演、国会に参考人として出席するなど、警察改革に意欲を燃やしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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シサキ
0
Aさん、Mさん、Sさん、Wさんという完全匿名、且つ個々エピソードが短いのでいまいち肩入れ、共感できず。公安（コマ）、刑事（一匹狼）の違いや、警察官としての父親の姿なんかは面白かった。2014/05/02
amabiko
0
99年の新書版では、21世紀の警察に幾分かの期待を寄せた書き方だったが、03年の文庫版あとがきでは失望を表明。この間に何が？2010/08/28
