705号室 ホテル奇談

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796671682
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

宿泊料1泊7000円、都内にあるリバーサイドホテル。何の変哲もないそのビジネスホテルには、使用禁止の部屋―廊下一番奥の「705号室」が存在していた。その部屋はなぜ使用禁止になっているのか?その部屋でいったい何があったのか?ホテルの従業員でも、知る者は誰もいない。新しく支配人に就任した本城はホテルの売り上げを上げるため、「705号室」を改装し十数年ぶりに予約を取ることを決めた。やがて、大きな代償を払うことになることを知らずに。「705号室」にかかわったがために、宿泊者、デリヘル嬢、支配人、客室係、フロント係たちの人生が、災いに蝕まれていく…。

著者等紹介

塔山郁[トウヤマカオル]
1962年、千葉県生まれ。会社員。第7回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞、『毒殺魔の教室』(宝島社)にて2009年2月デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

36
ホラーなのだが、ミステリーの要素も強い。結局は、最終的に人間が手を下すという現実的なところを取り入れた怪異もの。ある憑き物が関わる一族やホテルの一室を巡って、怪異があらわれたり、登場人物の精神に変調をきたす。その原因とは何なのかという点で、先へ先へと物語を引っ張っていく。現在パートの途中で過去パートで憑き物とホテルとが繋がる流れなど、すごく基本通りでストーリーは掴みやすい。怖さレベルは、よくいって中程度。あー夏だから、ゾクゾクしたい。2018/08/28

ブルームーン

34
あるホテルのいわくつきの部屋について、従業員、客達の視線から語られている。設定、内容は悪くないと思うんだけど、文章が回りくどくて読みにくくて、ちょっとイラっとしてしまう~_~;2014/12/31

かよぴー

33
都内にあるホテルの一室、ずっと使ってない「705号室」を客室にと改装した所〜話の内容はかなり面白く最後まで何が出てくるのか分からない話でしたが、一気に読まなかったせいか、読み辛さが、どうも文章が長い様に感じました。もう少しスッキリさせたら(上から目線でスイマセン)私の好みかも。2016/10/16

ちょん

28
「悪霊の棲む部屋」というタイトルに改題された文庫をすでに読んでいました…残念ながら読んでる最中は全く気付かなかった……。表紙の雰囲気もタイトルも全然違うから、という言い訳にしておこう。という訳で2回目も楽しく怖がりながら読めました✨ホテルって前の晩にそこにどんな人が何で泊まっていたかとかって分からないから、なかなか不思議な空間だよなぁとしみじみ。2024/03/31

なな

26
初読みの作家さん。絶対に泊まりたくない。ホテルに宿泊するのが怖くなる。ページ数の割にぎっしりと文字数があって 思ったより時間がかかった。結局 繋がってたんだなー。他の作品も追いかけよう。2022/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/561161
  • ご注意事項

最近チェックした商品