内容説明
天才ピアニストの呼び声高い瀬川恭介は、突如として自分の教え子が殺害された事件の重要参考人となってしまう。天才ピアニストによる殺人事件、しかも被害者は国民的な人気のある美少女ピアニストというセンセーショナルな話題は、マスコミの恰好のエサとなる。記者たちが、インパクト優先の記事作りに夢中になるなか、報道記者の相沢奈緒は、瀬川犯人説に疑問を感じ、独自に調査をはじめる。
著者等紹介
水原秀策[ミズハラシュウサク]
1966年、鹿児島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。不動産会社勤務、衆議院議員秘書(公設第二)などを経て、第3回『このミステリーがすごい!』大賞受賞、『サウスポー・キラー』(宝島社文庫)にて2005年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すたこ
15
★★★★★水原秀策初読。おもしろい!登場人物が次々と出てきたし、場面転換もコロコロと変わり、読みにくいと思いきや、スピード感があり一気に読めた。進め方も魅力的。こんなに薄いのに上下と分けている意味が分からないけど、何か意味があるなら更に期待大。2014/04/27
へいがぁ
2
主人公に感情移入することが難しいです。後は下巻読了したら書きます。2015/12/03
いち
1
天才ピアニストが拉致され、解放された時には殺人の疑いがかけられていた。マスコミの浅ましさったら酷い。2022/01/11
ピップ
1
もう瀬川が犯人でいいんじゃないの?2015/02/14
00541381
1
三作目。今までと違い主人公が悪い。とりあえず下巻へ2013/09/23