宝島社新書
自動車ビジネスに未来はあるか?―エコカーと新興国で勝ち残る企業の条件

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796670708
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0234

内容説明

自動車文明論の第一人者が説く中国・インド・環境市場。ビッグスリーの崩壊、世界のトヨタの赤字転落。危機のゆくえは?再生の道は?独り勝ちに勝ち目はない、共生型ビジネスの近未来像。自動車産業大変貌の時代。

目次

第1章 米国金融バブルに踊った自動車産業
第2章 ビッグスリーはなぜ急激に崩壊したか?
第3章 自動車工場で何があったのか?
第4章 自動車販売の現場で何が起こったのか?
第5章 新興国市場で自動車メーカーは復活できるか?
第6章 エコカーで自動車産業は再生するか?
第7章 自動車産業が「20世紀」と決別する日

著者等紹介

下川浩一[シモカワコウイチ]
1930年、東京都に生まれる。九州大学経済学部卒業。九州大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東海学園大学経営学部教授、法政大学名誉教授。専攻はアメリカ経営史、マーケティング論、自動車産業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セイタ

1
今までの自動車産業についてまとめた本!題名からもっと未来のことについて語っている本かと思っていたので、少々期待外れだった。ただ、自動車業界の今までを知るにはなかなかの良書である。アメリカのフォード型大量生産ではなく、りーん生産方式やジャストインタイム方式を生み出した日本の自動車業界が世界を席巻し、アメリカのビッグスリーは虫の息である。また、環境対策に力を入れてこなかったビッグスリーには未来はないと断言していたのが印象に残った。2017/07/17

Humbaba

1
例え現時点ではお金にならないとしても、将来への投資を止めてしまう訳にはいかない。特に、他社がそれに邁進している時に自分だけがやらずにいるのはとても危険な状態である。その瞬間は問題なく、それどころか他社よりも設けが大きくなるかもしれないがやがてそのつけをもっと大きな形で支払うことになる。2017/05/15

たー

1
既知の情報をがんばって集めましたという感じ。最後の5ページだけ読めば良い。新書だから仕方がないか。2009/12/27

mita

0
参考になった2015/07/26

tak

0
経済や政治など多面的に世界の自動車産業を俯瞰した解説。産業論を学ぶには良書。ただ、入門書には向かないか。お弟子さんが居るだろうから、図解ガイド出してほしいな。2010/11/22

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