内容説明
日本よ、牙を持て!『非核三原則』、『専守防衛』、『武器輸出禁止』は破棄せよ。田母神論の決定版。
目次
第1章 防衛論(抑止力としての自衛隊のあるべき姿;日本の防衛は自衛隊の手で;日本が仮想敵国として備える国 ほか)
第2章 自衛隊を真の国軍にするために(自衛隊を阻むものは誰か;守屋事件が起きた背景;自衛隊の機密漏洩 ほか)
第3章 自衛隊に必要な装備とは?(国産戦闘機はこうつくれ;ペトリオットでテポドンを落とせるか;F‐22ラプターは必要か ほか)
著者等紹介
田母神俊雄[タモガミトシオ]
1948年福島県生まれ。福島県立安積高等学校から防衛大学校に入学、卒業後航空自衛隊に入隊。第六航空団司令、航空幕僚監部装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官を経て、2007年3月、航空幕僚長に就任。2008年11月定年退官。現在、株式会社田母神俊雄事務所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あずさ
4
なかなか内側がわからない自衛隊。内局が権限を持ちすぎていること、武器を輸出できないために、莫大な費用をかけて古くなった兵器を壊していることなど初めて知ることも多かった。日本の技術力があれば確かにちゃんとした武器が作れそう。兵器や軍を「使わないなら作らなくてもいい、なくてもいい」ではなく他国抑止のために使わなくても持っておくことが大事なのか。2016/03/17
れんと
2
少し前に出たものだが、今でも参考になる内容であった。とにかく政治も経済も、今回の国防についても、とにかく一刻も早く戦後レジームから脱却しないと、若い人達が将来とんでもないあおりを食ってしまう。それには、過去正しい事実を伝えてこなかったことを認め、真実を明らかにし、本当にどうすべきかを、真剣に政治家、経営者などが考えて欲しい。そういう意味でも、今回は国防についての本だったが、根っこは戦後レジームであり、そこからの脱却が全てである。2022/10/16
ポルポ・ウィズ・バナナ
1
こんな幼稚な本に乗せられる人がいるんだからまあ幼稚な国だということです。2013/12/10
ty.
1
至極正論。現場の方が目の前で見て感じてきた必要性だと思う。特に今現在、民主の中韓寄り(と言うより日本を献上する勢いの)政策をリアルタイムで見て危機感を抱いている日本人は同じ結論に到るのでは。 ただ、核武装については躊躇。核アレルギーの日本人体質か、それに代わる装備はないものかと考えてしまう。抑止力とは言え、所持する以上絶対使わない保証はなく一度所持すれば手放すのは非常に困難。日本のトップが必ずしも理性ある人物とは限らない。折衝点のつけどころか。2010/07/24
コラッジョ
0
今や、あの人は今感の有る人だが、一時はブームになった人なのだから一度は本を読んでおこうと思った次第。2016/05/24